ウェッジショットでの距離調整法
アプローチで大切なのが、30、50、60ヤードといった中途半端な距離を打分けることです。
多くの人が、 きちっとした基準を持ってプレーをしている人は 案外少ないものです。
一度練習でその基準を身につけてしまえば、ゴルフプレーの間が空いたとしても、意外と少しの時間で取り戻せるのです。
プロや上級者の間で最もポピュラーに使われているシステムは、 時計の針のイメージでバックスイングの大きさをコントロールして必要な距離のショットを打つというやり方です。
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距離の打ち分け調整法
僕も当初は時計をイメージして、打ち分け練習をしていましたが・・・今は左腕の角度で、左腕が地面と並行になったところを90度、そして45度、そしてその半分、度数言えば左腕でが22.5度と言ったところです。
スリークォーターショットは腕が、時計で言うところの10時30分、僕の場合は左腕が真上と90どの中間といった覚え方です。
時計の針を基準にしたり、腕の角度で覚えたり、好きな方法で、自分なりの基準を持つことです。
はじめにサンドウェッジでの距離感
はじめに練習方法ですが、アプローチの距離感を覚えるためにシャフトのグリップを少し短めに持って、正確性を重視しています。
僕はサンドウェッジは58度バンス角12度を使用しています。
サンドウェッジを使って バックスイングの大きさを 9:00 に抑えて ショットをすれば キャリーで 50(Y) ヤードのショットになリます。
次に覚えるのが7時30分ですが・・・僕は45度で覚えています。こちらの距離感を覚えるのが、結構難しくなります。もちろんキャーリで何ヤードかを覚えるべきです。そしてトータル飛距離です。
一方、10:30 のショットは (スリークォーターショット)で サンドウェッジなら 70 Y 飛ばせます。
細かくなりますが7時30分の振り幅ならキャリーで30ヤードランを含めてトータル40ぐらいです。そのためハッキリイメージしやすい腕の角度45度にしました。
いつも正確に打つ為にすること
スタンス幅と構え方、左足への体重のかけ方です。要は構え方を一定にして打つ練習をすることです。
もう一つ大切なことは・・・しっかり降ることです。力加減を一定にすること。
力加減を一定にするためにも、振り幅は、わかりやすく8時のバックスウィングの場合4時の部分でしっかり止めるということです。この振り幅でしっかり打つことです。
もちろん距離を覚えるためには1階の練習場で数多く打ちます。するとボールが同じ場所に集まります。キャーリーとラン同時に覚えて置くと良いでしょう。
同じく・・・アプローチウェッジ53度、とピッチングウェッジ48度を練習します。
僕の場合アイアンは、数十年変えてないのでPWのロフトは参考になりません。今どきのアイアンは飛距離性能を上げるためにすべての番手のロフトが立っており、そのしわ寄せとしてPWのロフトも立っています。
平均でPWウェッジは43度から45度と言ったとこでしょうか?いずれにしても腕の振り幅を一定にして自分の基準を作ることです。
システムの構築 3✕3
例えば、3 x 3 システムでプレーをする場合は 3種類のバックスイングの大きさで 3 本のウェッジを使って (9通りのショットを基準に) 必要な距離を打って行くということになり、クラブとスイングの振り幅で管理することになります。
サンドウェッジを使って バックスイングの大きさを 9:00 に抑えて ショットをした時 キャリーで 50(Y) ヤードのショットになることを意味しています。一方、7:30 のショットは 40ヤードになります。
基本となる目安、3 x 3 システム クラブとスイングの振り幅で管理する。
バックスイング (時計の針)& 角度 | サンド (SW)58度 |
アプローチ (AW)53度 | ピッチング (PW)48度 |
7:30 時計だと微妙なので僕は45度 | 40 Y | 45 Y | 50 Y |
9:00 腕の角度90度 | 50 Y | 60Y | 70 Y |
10:30 90度と真上の中間45度 | 70 Y | 80Y | 95 Y |
また次に覚えるべきショットで さらに 短い距離を打つ時に必要になるものもあります。
あくまでも僕のアイアンでの基準です。サンドウェッジとアプローチウェッジの場合はキャリーはそれほど変わらないのですが、ランが違いトータルとして変わってきます。
この基本を身に着けたことで・・・アイアンの番手を変えることで9種類の打ち分けができることになります。
トータルで20ヤード打ちたいなど、短い距離の打つことが必要になります。その場合、時計だと7:30 僕は45角度腕の角度、この半分15度の振り幅をそれぞれのクラブ選択によって4✕4と言ったこともあります。
更なる距離の微調整に、自分のシステムが構築でき それが身に付いても 実際にラウンドをしていると 5 ヤード位の単位で距離の調整をしたくなる場面も多くなります。
10:30 – 9:00 – 7:30 のショットだけでは 少し無理がある場合・・・スイングスピードや力加減で調整するのではなく、前述のシステムと組み合わせて 以下のような調整をすることになります。
1) クラブを短く持ってスイング
2) スタンス幅を買える
3) バックスイングの大きさを微調整
4) フェースをクローズド or オープンにする。
例えば・・・4)フェースをクローズドなどは、はじめからするとミスが多くなるので、フォロースルー時にクラブヘッドのトゥーを上に向ける(クローズ)にするとランが多くでます。
クラブフェースのリーディングエッジ部分を15度開く45度開くと、どの程度ボールが上がって距離が短くなるかなど練習で身につけていくといったことです。
ウェッジ ショットでの距離調整基準、ウェッジショットでの距離調基準ができてくるとパーを拾う確率やバーディーにも繋がります。
また、砲台グリーンで左足上がりに、ボールが止まってピンが近い時やグリーンエッジから少し距離があるときなど傾斜によって、平地とは飛距離が変わります。それらも計算してクラブ選択をします。
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