アプローチに対する考え方
ゴルフというゲームのスコアは、ティーグランドからグリーン周りまでボールを運ぶショットが土台となり、そこにアプローチとパターが加わって作られます。
グリーン周りまではソコソコのショットが2回ないしは、3~4回も打てばボールはグリーン周りに行きます。
しかしピンが近くなった、アプローチショットは、特に初心者のうちはプレッシャーがかかります。
ただグリーンの中に打てば良いだけなのですが・・・ザックリやグリーンオーバーなど行ったり来たりと、プレー進行が遅くなること、にみんなの目線が益々プレッシャーとなりミスを連発して、しまうことが多くあります。
ゴルフではアプローチの実力がスコアの差になると言われる程、結果を大きく左右します。
アプローチに自信がつけば、グリーン周りでも余裕を持ってプレーができスコアも、がぜん良くなるのです。
これが、プロの場合は、パーオンの確率は18ホール中、平均13回 1ラウンドで考えると4〜5回はグリーン周りからアプローチを行う計算になります。
そのためトーナメント4日間になると、アプローチは15以上行うことになり、全体のスコアに大きな影響があります。
ロングホールなど、2オンできずに、こぼれたボールをチップインやピンそばに寄せることでバーディーがとれ優勝争いを演じることが出来るのです。
アプローチはそれだけに、物凄く大切になります。
目次
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基本的なアプローチの構えと打ち方
アプローチの基本的な構えと打ち方を身につけましょう。
まず基本的アプローチとはなにか?
色々な打ち方がある中で、考え方としてアプローチを練習し身につけることで、技術の最上級、ドライバーショットまでいきつかなければ意味がありません。
「アプローチショットは、そのフリ幅を大きくしていくとフルショット」になります。
「一番小さな振り幅のスウィングに、どういった動きを加える事で振り幅が大きくなってドライバーショットのようなフルスイング」になるのかが関連付けられてないと意味がありません。
アプローチスウィングとアイアンそしてドライバーショットが違っていたら、それは大変な練習量と調整が必要になります。
ここで説明している「アプローチショット」はスウィングの基本であり、そこからフルスイングへと結びつくことが大切と考えられた「基本のアプローチショット」になります。
基本的なアプローチの構えと打ち方
プローチに求めれれる4つの技術
これらを身に着けなければなりません。
そこで、なるべくシンプルに状況対応を覚えるためには、振り幅の大小にかかわらず、状況対応は、状況対応としてどの振り幅でも統一して覚えることが重要です。
また、アプローチ大切なことは、ダフリやトップをせずにきちんと芯に当てることです。
ピンまでの状況によって球種を打ち分けるのは、このベースの形をきちんと確立できた後でOKです。
グリップ位置
グリップする位置はいつもより短めに持ちます。両方の手がグリップの真ん中にくる程度に持ちましょう。
身長の低い方はもう少し短く持っても大丈夫です。
スタンス幅
アプローチ ショットで 大切なことは ボールを クリーンに芯で捕らえて打つことです。
まずスタンス幅ですが・・・?
スタンス幅は自分の拳を両足の中に入れて1個分ぐらいです。
スタンス幅を狭く理由ですが、不必要な体重移動をしないためです。アプローチショットでは余計な体重移動をするとミスショットを招きやすく距離をばらつかせる原因になります。
ですからアプローチの距離が、30ヤード以内の場合もっと狭くします。
スタンスの向き・・・?
左足は少しつま先を開き、若干オープンスタンスに構えます。
小さいアプローチショットほどオープンスタンスの度合いが大きくなり、距離が長くなればなるほどスタンスの向きは、スクエア(ターゲットと平行)になることを覚えておきましょう。
ボールの位置
ミスを少なくするためにもボール位置は スタンス中央か、それよりも 少し 右に置くことです。
ボールを 上げて打ちたければ スタンス中央の位置とか、他方、低いボールで 転がしたければ 右足親指の位置 など、打ちたいボールに応じて ボールのポジションは 臨機応変 にその範囲内で変えるのがポイントです。
ただし、ボールを上げたいという理由で 体の回転軸の真下より左には 置かない というのが大原則になります。
構え方
ハンドファーストで構え、左腕とクラブシャフトが一直線になるようにして、肩を回転して打つようにします。
アプローチショットは、手首を固定して安定したボールの高さ一定のスピンを作るためにハンドファーストの構えが大切です。
【1】アプローチショット 30ヤード以内の短い距離の場合スタンス幅も狭くします。
また少し左足を開き回転しやすくしたり、年齢で、体が硬い場合など、少し左足を後ろに引きオープンスタンスにすると回転しやすくなります。
構えは、「y字」のように左腕からクラブシャフトを一直線になるようして手首を固め、グリッププレッシャーも強めに握り事でよりボールの芯で捉える確率が上がります。
【2】頚椎から後頭部のスウィング軸は、すべてのスウィングで共通です。
頭の高さをフィニッシュまで変えない意識で練習しましょう。横から見た手首の角度も、基本は、前傾姿勢に対して両腕が自然に落ちた地点でグリップし、この様な手首の角度ができますが、この角度も固定しなければ、色々なミスをおこします。
重心位置
【1】アドレス時の前後左右の重心配分ですがまずは前後の重心配分です。
つま先寄りや、かかと寄りになるのではなく「土踏まずや、ややつま先寄りが」ベストです。
【2】左右の重心配分は5対5ですが、若干の左足重心は、問題ありません。
左右対称の重心配分は、どの様なものかと言うとジャンプ後の着地で、その感覚は得られます。
ボールの手前を打たない(ダフらない)ためにやや左に重心を乗せることは間違いではありません。グリップの位置が左脚の付け根に、あるためこれだけでもやや左脚重心になります。
体の動かし方は・・・?
上手に打つために必要なこと・・・
8時〜4時スウィングはアドレスの姿勢で作った腕と手首を動かさずに行うため、上半身主体でクラブを動かすことになります。
両肩と両脇の付け根と背中側の一点を結んだ逆三角形を動かすことでクラブを振るイメージです。
僕自身は両脇の付け根をしめて、肩の回転の大きさで左腕の角度を決めて振っています。
手先の小さくて器用に動く筋肉を使うスウィングに比べはじめの内はスウィングしにくいと感じるかも知れません。
しかし、いったん習得してしまえば、細やかに動く筋肉を使わずにスウィング出来るため再現性が高くなります。
そのため、プレッシャーがかかった、絶対にピンに寄せたい!」というような場面でも、練習と同じ動きができます。
この腕と体の一体感は、ドライバーショットのような大きなスウィングも一緒になります。
違ってくるのは、スタンス幅やコックと腕のリフトアップ少しの重心移動が加わるだけです。
詳しくは:
トップスイングとフィニッシュのクラブフェースの向きの確認
【1】アドレス姿勢からひざを伸ばして上体を起こしてクラブを水平の位置まで上げます。この時、フェースの向きが正しければリーディングエッジが垂直になります。
【2】(1)の姿勢から体をバックスウィング方向に90度回転させても、リーディングエッジは垂直のまま変わらない。
【3】ひじを絞りクラブを固定しながら前傾するとリーディングエッジも上体の前傾にあわせて傾きます。
【4】【5】【6】フィニッシュのフェースの向きも同様にの手順で確認できます。
振り幅によるキャリー調節技術
寄せるために必要な技術の一つ目は「振り幅によるキャリー調節技術」です。
アプローチショットの距離は、ランを考えずに、すべてキャリーで把握します。
なぜなら、落ちてからのボールの転がりは、落ちた場所やそこからピンまでの状況で変わってしまうからです。
例えば上り斜面に落ちればランは少なくなり、逆に下り斜面に落ちれば平地より転がってしまいます。
このキャリーの距離を振り幅と対比させて習得していくことが、寄せるための必要な技術となります。
アプローチウェッジ(52度)と仮定した場合、まずはキャリーで30ヤード打つためにはスタンス幅と時計をイメージして振り幅が何時(腕の角度)の振り幅かどうか検証します。
できるだけトップの位置とフィニッシュでクラブ位置を同じにすることです。また振り幅感は、強く一定のスピードで振ります。
素振り幅確認打ち、各振り幅で、ヒット感を確認します。
それから。キャリーで15ヤード、足を揃えて5時〜7時など基準を作り、レパートリーをふやします。
そしてクラブを9番アイアンに変えたりしてキャーリがどのくらいか平地でランはどうかなど覚えて行くのです。
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