ゴルフ パターの前傾姿勢 構え方は?
ゴルフには“パット・イズ・マネー”という格言があるように・・・プロは最終的にはパットが入るかどうかで決まります。
もっともスコアメイクに直結するのが、グリーンに乗ってからのパッティングと言えるでしょう。
パッティングで大事なことは、“方向性”と“距離感”の2つです。
距離感はある程度、コースでのラウンド経験も必要になるので・・・まずは自分が狙ったところへ正確にボールを打ち出せるようになることが目標です。
それには正しく構えることが、重要なポイントになります。中でもパターと前傾姿勢のとり方は重要になります。
目次
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上半身の前傾角度の重要せい
前傾角度によってパターとの相性も変わってきますし、パターの長さも変わります。自分が好きなパターと前傾角度が、あっているかもパター選びに大きく関係します。
自分の前傾角度が変わるとパターの起動が変わり、昨日までよく入っていたパターが全然入らないこともよくあることです。
そのような時は自分の前傾姿勢を見直してみることが大切です。
パターの相性と前傾姿勢
理想の前傾角度をつくるには、まず自分が今使っているパターがどのようなタイプかを、調べてください。
パターには大きく分けて・・・?
- フェースバランス・・・フェイスに角度がついてないタイプです。フェイスが上を向く
- ノンフェースバランス・・・パターフェースが下を向くタイプです。アイアンと同じように
があります。
前傾の深い構えの方は・・・
・フェースバランスのパター
・重心距離の短い
センターシャフト全般、ベントネック等
前傾の浅い構えの方は・・・
・ノンフェースバランス
・重心距離の比較的長い
クランクネックのピンタイプ、L字(マレット)、ショートネックのピンタイプ等
と言ったことが言えます。
フェースバランスパター
フェースバランスのパターは比較的大きく、パターフェースが台の上に置くと上を向きます。前傾姿勢は深めになります。
打ち方としてはフェース面をできるだけ変えずにテークバックしてボールをヒットした後もまっすぐ出すようなストロークになります。
この場合は前傾姿勢を深く倒したほうが、肩の回転が縦に回転せせることができて、向いています。もし自分の身長が低い場合は、シャフト短めが向いているでしょう。
ストレート to ストレートの起動を作る必要があります。・・・前傾角度深めが必要です。
ノンフェースバランスパター
代表されるパターとして、ピンアンサータイプになります。昔のパターのようなL字パターは、パターヘッドが真下を向くほど角度が付きます。
下を向けば向くほど難しくなり、程よい向き方はピンアンサータイプになります。このパターヘッドの向きによって、構えるときの前傾姿勢は変わります。
前傾姿勢が浅くなるとパターの起動は・・・自分の体を中心に回転することになりテークバックで少しインサイドに引かれフロースルーでもインサイドに振り抜くことになり「パターヘッドのトォ」も目標方向を向くようになります。
パターヘッドフェース面も少し開いてボールヒット後、閉じるような動きになります。イン to インの起動になります。
パットの名手たちの前傾姿勢は?
この前傾の深さは、パットの名手に共通のようなところがあり・・・J・ニクラウスやA・パーマー、青木功が採っている姿勢です。
昔のパターは、L字パターが多かったのですが、いつの間にかピンパターが出てきてからは前傾角度が深くなってきたように思います。
J・ニクラウスは・・・ジョージローのL字パターで多くの優勝を飾りました。
アーノルド・パーマーは・・・MG5に代表されるように、L字パターでジャンボ尾崎も使用していました。
青木功は・・・キャッシュインタイプを使っていました。
しかし、なるべくフェース面を変えないように、前傾姿勢が深くなっていった。もちろんパターの変化も有りますが・・・
名手の前傾が深くなるのは、正確なインパクトを常に心がけていることで、そうなったのではないかなと個人的には推察しています。
T・ウッズも以前は立ったままのような姿勢でしたが、最近は前傾姿勢が深くになってきています。
フェース面を変えたくないなら前傾姿勢は?
ピンパターのようなパターを使うようになっても、できるだけファース面の開閉を少なめにするよう・・・前傾姿勢は深めになった。
前傾角度を少し深くして・・・肩を縦回転にするとパターフェースは開いたり、閉じたりしにくくなりフェース面が変わりません。
上半身の前傾角度が浅くて、棒立ち状態のような構えで打つと、パターの起動は横回転になります。
ドラーバーのようなシャフトが長いクラブは横回転になり、ピッチングウェッジのように短いシャフトは縦回転になるのと同じです。
自分のパターの特徴と・・・前傾姿勢を一度考えて練習するとスコアが良くなるかもしれません。
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