イップスは治せる
あの伝説のプレーヤー、ベンホーガンもパターイップスに悩んだ。
もちろん僕も重症ではなかったがパターイップスになったことがある。
目次
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イップスになりやすいタイプ
知ってのとおりホーガンは歴代ゴルフアーの中でも誰よりも研究熱心
しかもゴルフに専念したプレーヤーであることは誰しもが知っている。
晩年彼はパッティング ストロークが悪くなり、多くのパットをカップイン
できなかった。
当然パッティングの悪い状態が続き、ミスパットの恐怖が増大したのです。
なんでもないパットを、すべて外すのをギャラリーが見ていた事でますます
大きなプレッシャーに直面する事になったのです。
イップスは、しばしばひどい神経過敏か年齢、あるいはその両方でなります。
自分でも自分の考えすぎが悪い事は分かっていても、緊張した場面に
なると頭が真っ白になり手が動かなくなるのです。
自分で次のような推論をする「僕の神経過敏な性格が悪い」と、なぜなら
それ以外の説明を思いつかないからなのです。
年齢によるイップス
イップスは本質的には、年齢と関係はないらしい、ベルンハント・ランガーは
19歳の若さでイップスになった、しかし彼はストロークの基本を改善し、
脳を訓練する事で改善していった
当時深い前傾姿勢で、逆ハンドグリップでパットしていた事を思い出す。
イップスに悩むのは年齢が若い人より、高齢のプレイヤーがなりやすい。
その理由は年齢でも、神経組織の欠陥でもない。
イップスなる理由は・・・・?
理由はゴルファーが通常、長い間プレーしてきて、まずいメカニックに
耐え抜き、過去のミスパットによる恐怖が大きく心の中に残るように
なるからなのです。
高齢のゴルファーの方がイップスにかかりやすいのです。
それは経験によるもの
イップスにならない人
向こう見ずの人は決してイップスにならないと言える。
彼らは、結果に恐怖心を抱かない。
ラウンドでミスパットしてもスコアが悪いのだから気にならない。
スコアが悪くても今日もダメかビールでも飲もうで、パッティングに決して
恐怖は抱かない。
脳の機能が停止するような事にはならないのです。
イップスになるゴルファーは尊敬に価する
イップスになる人は、練習熱心で、研究熱心、細心の注意を払い、問題を抱えている事も
十分理解しています。
ただ必要に応じてパッティングストロークの問題点をいかに解決するかを
知らなかったのです。
イップスの解決法
イップス治療の1段階は・・・・?
狙っているカップを取り除いてしまうことことです。
イップスになる言いようのない恐怖心は、カップを外すという恐怖心なのです。
それから正しい動きを定期的に繰り返すことにより、これらのメカニクスを
改善することです。
ゴルファーが練習用のストロークをする時に一切恐怖心がなくなります。
狙う目標もなければ、ミスすることもなくなり、恐る必要もなくなるのです。
自分のストロークに取り組むたびに、ボールがほとんどすぐに方向を変えてしまう
目標方向の60~90センチぐら前方に何か物体をおいて練習します。
ストロークの改善
ミスパットの原因となるストロークの問題点を見つけ出そう。
それから正しい動きを定期的に繰り返すことにより、そのストローク
ができているかどうかに集中することです。
僕の場合、入れなければならないようなパットの時、深呼吸をしても
心穏やかにしても、いざパットに入ってテークバックする時に
まっすぐ引こうとパターヘッド見てしまいヘッドが揺れてアウトサイドに
上がってしまうのです。
大抵の場合パターヘッドがテークバック時に揺れているのを見ると、
もうカップインしないイメージが、頭を真っ白にしてしまいボールとヘッドが
コンタクトしたことや、カップのどっち側に外れたかも覚えていないのです。
問題点は、パターヘッドを見てしまうことだったのです。
パターヘッドがどっちを向いていようがボールに当たる瞬間、目標方向に
ヘッドが向いていれば問題ないのです。
僕が正しいストロークとボールの左側中心とボールの先10センチをぼんやり
眺め集中することで改善できました。
また1メータ〜1.5前後のストロークは肩でストロークするように
大きな筋肉を動かすようにしています。
まずはミスを犯す問題点を見つけることです。
イップスは脳の問題なので何万回練習したとしても、また緊張状態に
なった時、ぶり返す可能性があります。
一瞬にして過去の失敗した記憶がよみがえります。ですから頭脳の
コンピューターが以前の悪いストローク忘れさせてくれ、練習してきた
良いフイードバックが以前のまずいストロークを圧倒し、筋肉が悪いストロークを
絶対思い出させないぐらいまで到達しないといけません。
精神のたくましさをを身につける
イップスの治療で一番難しいのは、正しいストロークを練習し
イップスを克服した後でコースにへ戻り、再び競技に戻る時です。
新しいストロークを身につけた、あなたは最初意気込んでストローク
するはずですが、おそらくしばらくは依然としてイップスが出ると
思います。
それはストロークが悪いからではなく、潜在意識が依然として
イップスの習慣を持続しているからなのです。
あなたはまだ、新しいストロークを信頼していないし、自分の尺度に達した
パットをし、成功体験を積み重ねるまでイップスが出るかもしれない。
しかし状況を理解し自分のしていることを信じることです。
新しいストロークし続け脳に、このストロークがボールを正しく
転がしていることを示し続けることなのです。
やがて苦しい現状を打開できて、以前イップスにあったショートパットを
カップに沈められるようになり、それが当然のことと思えてきます。
多分あなたは「思ったほど大したことはなかったな」これからは
問題なくほとんど入ると・・・・思えるのです。
パッティングの科学
心が果たす役割
パッティングのメンタル面が重要なのは、心が体をコントロールし
体がパターをコントロールし、パターがボールをコントロールすることです。
心はボールを正しいラインに乗せ、正しいスピードで始動させるためには
不可欠なのです。
心が体の動きと連動しない場合、心が恐怖や不安をもった場合、心が
混乱して潜在意識がこれからしようとしている動きを止めようとする場合
あなたの体は正しく動かないのです。
視覚化
パッティングで一番左右するのは心です。
ですから心を利用する必要があります。
まずはボールの後方に立ってイメージしたラインに乗ってカップに向かって
ボールが転がることを心に描いてみよう。
今まで練習してきた正しいストロークを、正しいルーティーンに従って
ラインい乗せることだけ考えてヒットするだけです。
ボールをヒットした後は、神と芝目に任せることなのです。
これで、ボールが入らなかったとしても、神のいたずらか、ラインの読みが
間違ってたのだから、仕方ないわけです。
これが競技中でも気にしないこと、逆に神のいたずらで
ラインを外したと思ったパットが入ることもあります。
アマチュアが、スコアに関係するパターの重要度は他のクラブに比べ
15%です。
スコアが悪いのは、ほとんどの場合他でのミスが原因です。
すごく長いパットが、なんとなく入るような気がして、現実に
入った経験はないだろうか?
パターが入り出すと、その日はどのような距離からも入るような気がする
時があります。
心がカップインさせる気にさせているのです。
心を磨く
パターが上手な人が正しいストロークで何回もカップイン
させる動画を見ていると、自分も入るような気がします。
これは他のどんなスポーツもトップクラスの選手の動画や
できれば、その仲間の中でプレーすると良くなります。
若者の心が世界最高の選手のプレーを観察する時、彼らはそれがどのように
行われたかを知り、生き生きしたイメージを形成するのです。
ファッションでもそうですが、センスの良い人と多くの時間を
過ごすと自分のセンスも磨かれます。
心は環境によって磨かれるのです。
考えないで実行するのみ
あなたがしなければならないことは、良い習慣と信頼できる無意識の
ストロークを上達させることなのです。
そうすることでプロのようにパットをすることができます。
テニス選手は試合中にバックハンドで打つためには、どうのこうのとメカニック
のことは考えてはいないボールに追いついて、その場で無意識に打てるだけの
トレーニングを積んできているのです。
パットも同じで、ストロークや体の動きなどメカニックのことを考えないで
すむ位、正確なストロークは体に染み込ませるのです。
ストローク前の一連の動作を忠実に実行すれば、正しい習慣が身につきます。
大事な時にプレーするためには、なすがままに任せることです。
集中すべきはボールを芯でヒットしラインに乗せることです。
後は体が勝手に動くようになるべきなのです。
唯一するべきことは、一連の動きの中で「無になり、考えないように」することです。
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