前上がり(爪先上がり)の状況を克服する
日本のゴルフ場の多くは、すり鉢状に設計されているため、右に曲げると前上がりの
ライになり、左に行けば前下がりのライになるケースがおおくなります。
ボールを曲げてがっかりしているのに、さらにやっかいなショットが
待っているって、本当に嫌ですよね・・・・
しかし打ち方を知ってしまえば、問題ありません。
目次
前上がり、傾斜の打ち方
今回はそんなみなさんにいい方法を紹介しましょう。
これはデイブ・ペルツが実験して説明していた斜面への画期的な対応策です。
簡単に説明すると、傾斜によってクラブフェースをボールの上に構えると言うことです。
右足軸を安定させて打つことです。
クラブが狙った場所を通りやすいということなんです。
こころ掛けておきたい考え方
まずフックが出やすくなります、フックの度合いは「ロフト角や」、傾斜の
度合いにより全く異なるのですが短いクラブほどフックしやすくなります。
前上がり斜面ではライ角が立ちます。
その結果、傾斜が強いほどクラブのライ角が立ちますのでフックが強くなります。
基本のグリップとスタンスですが
まずスタンスですが、重心を前側に、拇指球加重で立つようにします。
スタンス幅は傾斜によってですがあまり広くは取りません。
膝を伸ばして前傾姿勢を小さくします。
グリップは短めに持って、平地での構え方より、ハンドアップに構えます。
ハンドダウンに構えるとライ角が立ち、フックしやすくなります。
傾斜にもよりますが傾斜がきつい程、ボールが近くなり、その傾斜が大きくなると
やはりバランスを保つのが難くなります。
ボールの位置はスタンスの中央に置き グリップを 短めに持つ。
極端な前上がりでは、大きなスイングはバランスを崩しますので
多くの飛距離を望むのはやめましょう。
その分クラブ選択は短いクラブ(ピッチング)でショットをするような場合は、
フェースを開き左に飛ぶのを調整します。
ピッチングの飛距離でもなるべく長めの8番アイアン等を持つ方が傾斜と
クラブのライ角の関係になりますが、懸命です。
傾斜がきつくなるほど、大きめなクラブがライ角が立ちにくいので
ターゲットに打ちやすくなります。
前上がり(つま先上がり)の打ち方
傾斜がきつくなるほど足元が不安定な、つま先立ちになりますので
スイングは大きく振ることができません。
傾斜によってのボールとクラブの構え方
ボールの高さが、自分お膝ぐらいの傾斜の場合、ボールよりクラブヘッドを
2個分ぐらい上に構えます。
つま先傾斜がきつくなり、腰あたりのボール位置の傾斜の場合は
ボールの上にクラブヘッド、ボール4個分ぐらい上に構えてスイングすると
綺麗にボールをヒットすることができます。
ちょーど、野球のように横振り状態の場合クラブヘッドのセッティングをボールより
かなり浮かして構えてスイングすると、うまくいきます。
このことを知ってから、クラブ選びとボールの上にセットして、
かなり長いクラブでもうまく打つことができるようになりました。
これは多分ゴルフは野球と違い構える位置がボールの近くにクラブヘッドを
セットしそれからバックスイングするので、どうしてもクラブヘッドが
下に下がるのだと思います。
これがデーブ・ぺルツが実験していたノウハウです。
うまく打てない人は試す価値ありますよ・・・・
傾斜とボールとクラブヘッドの高さは、ご自分のスイングを考慮の上決める
必要がありますが、横振りの場合ボールの上15センチぐらいにクラブヘッドを
セットしても不思議にあたります。
左足下がりの打ち方
https://tom49.com/archives/3417
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