ゴルフ上手になるためには?
ゴルフ上手になるためには?
スイングが先か?ゴルフ道具が先?と言ったことがよく言われています。
多くの初心者は・・・・?
・親や親戚からゴルフ道具をもらった
・知人や会社の先輩から古いものをもらった
・とりあえず人から聞いて、初心者クラブセットを買ってみた、などです。
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スイングが先か?クラブが先?
このような疑問には、ゴルフの歴史を振り返ってみれば明らかです。 何世紀も前に、スコットランドの羊飼い達は、枝や棒キレで石を転がし遊んでいました。
photo credit ブログ「ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み」
適当な、枝や棒キレを探しそれを起用に使って遊んでいたのでしょう。背の高い人は長い棒を、低い人は短い棒を使いその道具をうまく操っていたのでしょう。
彼らは、自分が持った枝や棒キレに合わせた振り方をしていたと思われます。道具の種類が少なかった時代は・・・道具に合わせたスウィングを磨いて言ったことは間違いありません。
僕が始めた頃1975年頃に言われていたことは?
上手くなりたかったら「トラック数台分のボールを打って練習しろ」などと言われていました。これは道具一つ一つのクセを使いこなせと言いた意味にも思えます。
やはり道具が先か?
今や科学的に自分の体型や柔軟性、クセなどがわかるようになってきて、自分に合わせた道具選びが可能になっては来ましたが・・・ゴルフ道具の変化と共にプロのスウィングも変化してきました。
以前のクラブは「ヒッコリーシャフト(木のシャフト)」で柔らかくてタワミもネジレも大きかったので、ゆったりと円を描くようにスイングをし、オーバースイングが多かったです。
それは、そのようにしないと、正確にボールを遠くに飛ばす事ができなかったのでしょう。
現在のスイングから、みれば極端なオーバースイングですが・・・当時のクラブを上手く使うには、それがベストなスウィングだったのです。
道具の進化が与える影響
今やクラブヘッドからシャフトまで自由に重さや長さを変化させることが可能になりました。自分の目指すゴルフやスウィングに道具を合わせることが可能になりました。
道具もシャフトのタワミやネジレも調節でき、自分の特徴に合わせた道具を選ぶことができます。
ドライバーなど飛距離を求める傾向が強くヘッドも大きくなり遠くに飛ばすためにシャフトも長くなりました。その恩恵をうけてシニヤ層でも飛距離が出せ、楽しむことが出来るようになったのです。
ゴルフのスイングはクラブの進化とともに変化してきた訳です。理想のスイングが先にあって、それに合わせてクラブが進化してきたのではありません。
このようなことからも、クラブに合わせたスイングをすることが理論的に正しいことになります。
ゴルフ初心者、スイングが先か?クラブが先?
練習するにあたって、学習効果を高めるには安定したもので練習するのが効果的です。
自分の上達と共に道具は、やはり買い替えが必要になりますが・・・はじめはなるべく、クセの無い(構えたときにヘッドがスクエア、極端に大きなヘッド、長いシャフトで)ものを選びましょう。
しかも少し重く感じるクラブでの練習が、良いスウィングを作ると言えます。中でも飛距離を求めるあまり、長いシャフト選びは疑問です。
現在のように、コンパクトなスイングをすることを可能にしたのは、強くてタワミの少ないステールシャフトが使われるようになってからです。
長さも短くなり、それにつれて、スイングも徐々にアップライトなスイングになてきて、それが正確に思った方向に飛ばせることに気がついたのです。
今や自分に合うクラブを選び、それから練習するのが、スイングを作る早道といえます。
まとめ
初心者は、ヘッドの大きさ、シャフトの長さ、重さ、ヘッドのロフト、向きが、基本的な物を選ぶこと、古い道具より新しく進化した道具が良いことは間違いありません。
アマチュアゴルファーが限られた時間の中で効率的に上達をしていく為には、それなりの性能がある道具を使う方が上達の早さに違いが出てきます。
道具を買い換える時期
ある程度100切ができて、古い自分のクラブを買い替えたい時は、どうすれば良いのでしょう?
これからあなたが目指すゴルファー像が大切です。
「これからあなたがどんなゴルファーになりたいのか?」で決めてください。
- 体力の衰えをカバーして、飛ぶクラブを手に入れたいのか。
- それとも、高い目標を達成したいアスリートゴルファーを目指すのか。
それによって選択するクラブのモデルも全く変わってしまいます。
前者は優しく打ちやすい最新技術を搭載したモデルが正解です。後者はアスリート系の、いわゆるプロモデルの難しめのクラブが合っています。
それはなぜか?
後者は、ボールを打ち分ける技術を磨かなければなりません。いずれにしても「自分がどんなゴルファーになりたいか?」を基準にして選ぶと良いでしょう。
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