ゴルフ初心者上達案内

砲台グリーンのアプローチショットの考え方

砲台グリーンのアプローチ「上げる派」「転がすは」?

コースが、砲台グリーンだと普通はスコアは悪くなる。

 

それはグリーン面が見えない事と、ピン位置への距離感がつかめない、それに多くの事をジャッジしなければならず、多くの経験と練習が必要になるからです。
 

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通常 3つの選択肢がある

砲台へのアプローチショットは・・・?
 

  • ボールを上げてグリーン面に直接のせ上て止める「上げる」派か?
  • 転がし上げる。(傾斜)にワンクッションさせて、グリーンオンさせる「転がす」派?
  • パターで転がしあげる派?の、3通りです。

 
あなたはどっちでしょう!?

 

アベレージゴルファーの調査では「上げる」派が圧倒に多く70%の人は上げる派です。

 

ボールを上げて打つ ショット

砲台グリーンはボールをピンに寄せることが難しいグリーンになります。確実にグリーンに乗せるためには距離感がとても大事になります。

グリーン上に 直接 落とすショットは ボールが落ちてからどのように転がるのかが想像しにくく、 狙い通りに ショットをしてもクラブ選択によっては転がりが少ない可能性もあります。

しかし、ボールのライや グリーンの硬さ、ピンの位置などに関係なく圧倒的に 多くの人は、 グリーンの上に ボールを落として上げるショットを選択する傾向があります。

 

砲台グリーンへのアプローチで重要なことは、距離感を間違えない

砲台グリーンでのアプローチ方法は・・・?

  • 低い球で転がして寄せるか?
  • 上げて寄せるか?
  • パターを使う?

この3通りになります。

ピンの位置がセンターか手前かによって、また砲台の傾斜によって、どちらの方法が寄せやすいか判断することから始めます。

ボールを上げて寄せる場合に、適している状況はグリーンエッジからピンの位置が離れている場合です。

特にアベレージゴルファーは、AW(アプローチウェッジ)1本でアプローチショットを練習しているのであればキャーリとランはある程度予測できるのではないでしょうか?

自分が打つショットでのキャーリがグリーン面をとらえることが確実にできる状況かを、歩測しできるようでしたら自信を持って打つことができます。

 

ここでの注意は?

砲台の傾斜がきつい場合、転がし上げる選択はなくなります。

  • 45°以上の傾斜の場合は ボールが前には転がりません。
  • 30°以上の傾斜でも・・・

ボールの転がりを コントロールするのは 難しくなります。

この場合注意することは、ボールが傾斜に止まっている場合傾斜がきつくなるほどクラブのロフトが寝てしまってボールが高く上がりキャリーが出なくなることです。

 

スクリーンショット 2017 10 13 13 28 00

 
「52度AWウェッジ」
が傾斜によっては56度や60度と同じキャリーになってしまいます。

 

傾斜がきつくボールのライが 左上がりであれば 基本的に距離の コントロールは しやすくなります。これだけはクラブ選択と経験がものを言うことになります。

高いボールは 距離のコントロールが難しく 少し ショートすれば、ボールが戻って来るような砲台グリーンでは 少しの ミス ショットが大きなダメージになります。

 

スクリーンショット 2016 12 22 14 33 50

寄せることよりも、のせる事を優先しましょう。

 

転がし上げる ショットの選択

ボールを転がし上げて行く方法は 斜面の傾斜が 比較的 緩やかでボールを落とそうとする、エリアの傾斜が 一定で、なおかつ ボールの跳ね方が予測し易い場合に転がしが有利になります。

特にグリーンエッジ近くに切られたピンの場合は上げるアプローチより傾斜にワンクッションさせて勢いを止めコロコロとピンによって行く転がしのアプローチが有利です。

狙い通りに ボールが打てても 予想通りにボールが転がらずに距離が合わないリスクはあります。

イメージ通り行かない誤差の範囲が 1m くらいなのか 3m 以上になるのかは、他の選択肢の難易度やリスクも考え判断することになります。

ですが、練習次第では転がし上げる選択肢は 大きなミスにつながる可能性がボールを上げるショットに比べ 一般的に 低くなるという メリットがあり多くのプロやシングルプレーヤは転がしのアプローチを進めています。

 

砲台グリーンでの転がしのアプローチ練習は?

転がしのアプローチ練習は、 ボールが上がり過ぎないロフトの少ないクラブを使う必要があります。

どの位の低さのボールを どこにぶつければ良いのかを 正しくジャッジする判断力や 意図した通りに ボールを打つテクニックの習得を 練習で身に付ける必要があります。

練習場では中々できないので、コースの砲台グリーンの傾斜で8番、9番、PW(ピッチング)アイアンを使って 動画の花道のような斜面で 練習して見て身につけてください。

その経験がものを言います。

 

トムワトソンの転がし上げるアプローチショット動画

英語動画ですが、グリーンエッジからピンが近く、ボール位置からグリーンエッジまで距離のあるアプローチ、落とし所によってはスピンがかかり止まってしまう。難しい状況です。

Tom Watson on the Bump-And-Run-Chipping & Pitching Tips

難しい選択が迫られるアプローチです、しかし選択肢として転がし上げる低い球のテクニックがあれば優しくなります。

選択肢が増えることでスコアは劇的に変わるでしょう。

 

 

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