タイガー・ウッズ愛用ドライバー遍歴
僕自身、今思うとタイガー・ウッズのドライバー遍歴と共に追っかけをして使用してきたように思う。
タイガーはもう復活できないのでは無いかと思っていたが・・・
2018年9月TOUR Championship見事優勝!最終ホールを歩くタイガーの後ろに多くのフアンが囲みすごいかった。
ウィニングパットはわずか10cm程をタイガーは少し間を開けて独特の仕草で沈め、タイガーは大きく両手を上げてフアンの歓声に応えた。
また同じ組で回った、ローリー・マキロイだけでなく人組前で回っていたジャスティン・ローズやリッキー・ファウラーなど待ち受けていて彼の優勝を祝福するシーンも有りファンだけでなく選手仲間からも持ち望んでいたかのように思えた。
これで来シーズンも楽しみが増える。もちろん松山英樹の活躍も楽しみだが、タイガー・ウッズは何か引き付けるものがある。
タイガー・ウッズのドライバー2018年
タイガー・ウッズの2018年優勝時に使用していたドライバーは・・・?
テーラーメイドM3 460
三菱ケミカル・ディアマナD+PLAUS リミテッド エディション
ロフト8.5度だが1度寝かせて9.5度 シャフト
重量75g使用をしている。
今季2勝を上げたブルックス・ケプカが使用している。
それまで、シャフト三菱ケミカル・テンセイCK プロオレンジ70(TX)欧米モデルを装着していたがツワー80勝目の時は変えていた。いずれもシャフト重量は75gです。
使用ギア タイガーのドライバーシャフトは90g!【重・短・柔】
タイガー・ウッズ、ケプカ、マキロイなど多くの選手は、ドライバー短めを使用している。
注意:こちらは市販品アマチュア用
【バケモノたちの使用ギア】タイガーの1Wシャフトは90g!【重・短・柔】でなぜこの様なクラブにするのでしょう。今でも十分飛ぶので、飛ばしよりもフェアフェイキープ率を取っているのでしょう。
タイガーのドライバーは、ノーカットで90g台で、振動数270cpmのプロトタイプを44.5インチで使用しています。
塗装には6とありますが、中身は90g台で、しかも振動数が270cpmしかないシャフト重くて。柔らかめにしています。
アマチュアも、ロフト多めでシャフト重くして、柔らかめ、そして短めが良いのでは無いでしょうか?
ハイスピードカメラからの切り出し画像ですが、かなりシャフトがしなってます!まるで、セルヒオ・ガルシアのようにしなっています。柔らかめシャフトを使うことで体に優しくシナリを利用して飛ばす。
タイガー・ウッズドライバー1995~1997年
前人未到の全米アマチュア3連覇を果たし、マスターズで優勝する1997年まで、タイガー・ウッズは・・・キングコブラのディープフェースモデルが入っていた。
僕が初めて使った「メタルドラーバーはテーラーメイドバーナープラス」だった。
もちろんシャフトはスチールシャフトDG-S100だ。
今思うと、今のスプーンより小さいのでは、ないかと思うほど。それからタイガー・ウッズや「シャークことグレッグ・ノーマン」が使用していたキングコブラにした。
タイガー・ウッズはシャークことグレッグ・ノーマンを目標にしていたことも有り、同じキングコブラを使っていた。
photo credit GOLF STYLE
僕らも、スグにキングコブラのこのモデルを使用した。
この頃のシャフトはスチールシャフトだったが、もちろん当時はよく飛ぶクラブで使いやすかった。
1995年キングコブラ・ディープメタル
1995年スタンホード大1年、19歳タイガーが初めて前年の全米アマを制してマスターズ出場
ドライバーは尊敬していたグレッグ・ノーマンと同じものだった。
キングコブラ・ディープメタル ツワーモデル
シャフトDG-X100 【ロフト】9度
1996年テイラーメイド・バーナーバブルメタル
1996年に使用していたのがテイラーメイド・バーナーバブルメタルだった。
全米アマ連覇でマスターズ2年連続出場、その全米アマでも使用していたのが、この小ぶりのツワーモデルだった。
【シャフト】DG-X100
【ロフト】8.5度
当時、ブッチー・ハーモンの教えで・・・
テークバックでは、左肩を支点に腕クラブを低く、長く動かしていく、支点である左肩はなるべく動かさない、自分の意志で動かすのではなく、腕クラブの動きによって自然にターンしていく・・・
ダウンスウィングでは左脚を強く踏み込むだけ、スライドさせるのではなく、踏み込んだら左膝を伸ばすこで、上半身のターンスピードが早くなりフルターンするようになる。
これが属に言うI字型フィニッシュにつながると言われていた。
1998年タイトリストチタニウム975D
1998~2001年は、タイトリスト時代、キングコブラからタイトリストに持ち替えたのは1998年シーズンだった。
ゴルフ業界では・・・メタルからチタンヘッドへの切り替えが進んでいた。
タイガー・ウッズが、そのチタンのタイトリスト975Dをテストした時「これは飛びすぎる」と思わず口にした。何処まで飛ばせるのかフルスウィングした所、350ヤードを超えたと言うエピソードが残っている。
タイトリスト・チタニューム975D
【長さ】4,75インチ
【シャフト】DG-X100
【ロフト】7,6度
【バランス】D3
当然、僕らもタイトリスト・チタニューム975Dを使うことになる。
今もイタリア・ローマやタイバンコクにおいてあるドライバーはタイトリスト・チタニューム975Dのグラファイトシャフトが置いてある。僕らが使ってそんなに飛ぶとは思えないドラーバーだったが・・・オーソドックスの顔つきで人気があった。
またフェアフェイウッド3W ロフト14,5度も購入して使ったがボールが上がらず・・・苦い思い出がある。それ以来フェアフェイウッド3Wは15度にしている。
2002年からはドライバーはナイキに変わった。
2002年からクラブもナイキ契約に変わり、2月のペブルビーチプロアマから使い始めプロトタイプへ・・・
ナイキ プロットタイプ
ヘッド体積は・・・275ccとそれまでのタイトリストより15ccほど大きいヘッドだ。
【長さ】43,75インチ
【シャフト】DG-X100
2004年ナイキイグナイトプロットタイプ
2004年にはドライバーの大型の波が押し寄せていた。タイガーも340ccモデルにしてヘッドの大型化に伴いシャフトも変えた。
ナイキイグナイトプロットタイプ
【長さ】44インチ
【シャフト】DGライトタイガー使用
【ロフト】9,5度
【バランス」D6
ナイキイグナイト460になる
このころコーチをバッチーハーモンからハンクヘイニーに変える。
ナイキイグナイト460
【長さ】44,5インチ
【シャフト】三菱レイヨン・ディアマナ83(X)
タイガー自身初の460ccヘッド+カーボンヘッドシャフトがこのモデル。
2006年ナイキ・サスクワッチ460
2006年は全英オープン、全米プロを含む8勝を挙げたシーズンこの頃はグラファロイ・プロットタイプ(X)やデェアマナに戻したり、シャフト先端部がスチールに鳴っている複合シャフトにしたりしている。
ナイキ・サスクワッチ460
【シャフト】グラファロイ・プロットタイプ(X)
2009年ナイキSQ-DYMO
左膝のケガで手術をしてスウィングを変更する。スタンス幅を狭くしたのだ。その時に使用したのがこのクラブ。
2009年ナイキSQ-DYMO
【長さ】44.5インチ
【シャフト】三菱レイヨン・デェアマナD83(X)
【ロフト】8,5度
2012〜2013年ナイキVRツワー
この時期コーチをション・フォーリーと契約する。取り組んだスウィングはスタック&チルドと呼ばれた、左1軸打法です。2013年には5勝を上げる。
アドレスで6:4で左脚に多く体重を乗せてトップスイングまでその割合をキープしてスウィングする1軸スウィング改造に取り組む。
ナイキVRツワー
【シャフト】グラファイトデザイン・ツワーAD/ DI-6(X)
【ロフト」8,5度
2015年ナイキ・ヴェイバープロ
ナイキ・ヴェイバープロはタイガー使用だ。
ナイキ・ヴェイバープロ
【シャフト】三菱レイヨン・デェアマナS83(X)
ナイキがゴルフギヤ部門を辞めたためテーラーメイドを使うようになる。
もちろんナイキを使っていたマキロイもクラブを変更した。
僕自身は、タイガー・ウッズが使用するクラブは全て興味があったがナイキに変わってからはナイキ・スクワッチを使用したぐらいで、その後のナイキはわないような気がして使ってはいない。
しかし、こうしてタイガー・ウッズの使用クラブを改めてみてみると自分のゴルフ人生使用クラブは大きくかわったな〜と感じる。
当初マクレガーのパーシモンに憧れM85Wを使用、その後ホンマのパーシモンに変え両方を使い分けていた。
メタルドライバーが出てからは・・・二度とパーシモンに戻ることはなかった。パーシモン時代は雨降に使うと自然乾燥をして手入れをして可愛がって使っていたのだが、メタルヘッドに変わってからは手入れが楽になった。
何故か今になってパーシモンを打ってみたくなる。
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