メンタルトレーニングとは?
競技スポーツの中で、意志・意欲・決断力などの精神力を強化するトレーニング。
大事な場面で恐怖心や、あがってしまたり、する心の状態を防ぐ方法、自信ややる気を高めたりするのに役立つ。メンタルマネージメントの作り方です。
「もっと自信がほしい」、「不安や怖れを克服したい」、「メンタルを強くしてブレイク・スルーしたい」など、自分を気持ちの面で強くしたい、鍛えたいと思うことはありませんか?
ゴルフでも、今や当たり前の如く取り入れられている方法です。
特に真冬の時期、ゴルフラウンド回数が少ない時期には・・・もう一度ご自分のメンタル面を考えてみてはいかがでしょうか?
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メンタルトレーニング
メンタルは、血液型とか、兄弟の何番目だから、などとは一切関係がありません。
だれでも、心理面向上の知識を身につけ、筋力トレーニングと同じように毎日続けることで強くなります。
メンタルトレーニングに9つの心理的スキル
スポーツ心理学の学術的背景のもと、合理的・系統的・科学的にトレーニングする目的で研究・開発されたのがメンタルトレーニングです。
1:目標設定
2:メントレの必要性を再認識
3:メンタルトレーニングとは3つの基本と6つの対策がある
4:自己認識=君は本当に自分のことを知っているか?
5:「原因」があって「結果」がある。
6:自己分析診断によって良いところを伸ばし弱点をホローする
7:自己のゴルフ信条・ラウンドコンセプトの確立(信念の確立)。
8 :「運」の付くラウンドの心とは何でしょう?
9:自信をつけること
と言った事が挙げられています。
ここでは特にゴルフにおけるメンタルトレーニングを紹介します。
目標設定
最初に目標設定ですが・・・
学生でしたら大会に出てトップ選手を目指す事が、コーチから設定されてそれに向かって各自が自分はどこを強化したらよいかなどスケジュールを立ていることだと思います。
皆さんでしたら、1年以内に100切を目指し2年後にシングル入を果たすなど、「ゴルフは遊びだから・・」と言わず、どうせやるなら、「シングル5以内」もしくは「スクラッチプレーヤ」など目標を決めることです。
私達はゴルフを通じて何を求めているのですか?
第一ステップは「目標を明確にしよう!」
もちろん。楽しむゴルフ。健康のため。人とお付き合いできる程度。でも構いません。
メンタルトレーニングの必要性を再認識
ゴルフは上手になるほど、スコアが良くなるほど、追求するほどに、苦難が待ち受けている世界であることをまずは認識します。
ミスの原因には2通りの理由があります。
第一は・・・「技術的な能力不足」技術的レベルを上げるために理論とイメージと身体の一致を徹底すことです。
第二は・・・「メンタルコントロールの不備」心のコントロールが上手くできず、ミスを導くような心理が強く働いている。ミスをしてしまった心の原因は何か(?)を知ることが必要です。
例えば・・・集中とは『周囲の状況に惑わされず、自分のすべきことに意識が向いている状態』のことを言います。
集中しようと思ったら目標を一点に絞ることです。
例えば、グリーンのカーブを読んだらボール前の15cmにスパッツを見つけパターの芯で15cm先のスパッツに向かって振り抜くことだけに集中することです。これで周りの状況「外れたらどうしよう」といった考えが消え・・・
「自分が集中したスパッツに打てれば良い」に変わり、結果的入らなくてもイメージした、ところに打てていれば、読みが合えば入るとい事になり、ポジティブ思考になれるのです。
メンタルトレーニングとは3つの基本と6つの対策がある
①原因が分からない正体不明のプレッシャーが掛かった状態にあっても、今、自分がしなければならないことを正しくできる心創りが必要です。
②18ホールの闘いにあって、自分のリズムが崩れそうな、突然のトラブルに見舞われても自分を見失わない心創り。
③ラウンド中起る「不安・欲・怒り・恐れ・集中力」といった、感情をコントロールして、常に正しい信念で挑戦しようとする心創り。
この、心の揺れが少なければいつも同じテンポ・リズムでプレーすることができます。
自己認識=君は本当に自分のことを知っているか?
ゴルフにかける、姿勢や目標を明確に自覚していますか?
それが出来ていれば、自ずと何をすべきかがわかってきます。
◎ 自分の心のありのまま知る。
- 自分の長所
- 自分の短所
- 悩んでいる事
例えばメンタルが弱くなってしまう人の特徴とは?
- 頭の良い人
- 真面目な努力家
- 完璧主義者
- 内向的な人
- 悲観的な人
- 起きた出来事への解釈がメンタルに影響を与える。
このように、自分はどうなのか?分析してみることです。
「原因」があって「結果」がある。
物事は何でも、原因があって結果がある。良い原因に良い結果、悪い原因には悪い結果があるのは理の当然であります。
悪い結果には対策を立てなければなりません。
自分の心で考えていることが、結果として現れます。ですからマイナス思考は払拭し、最終的には勝ちたいと思う強いポジティブな気持ちを持ちます。
ただ、ゴルフというのは、努力の量に対して結果がついてこないスポーツであると言えます。
しかし、自分のミスの原因と傾向を把握しなければ対策も立てられません。
自己分析診断によって良いところを伸ばし弱点をホローする
自己の性格を分析します。
一つのミスを引きずりやすいタイプ、すぐ忘れるタイプ、正確に分析するタイプ、感覚的に直感でイメージするタイプなど・・・自己分析をして己をよく知ることが大切です。
自己のゴルフ信条・ラウンドコンセプトの確立(信念の確立)。
目的は「何を心掛ければスコアーが良くなるのか?」「どんな対策を立て実行すれば強いゴルファーになれるのか?」について考える。
信条(私はゴルフをするに当り、このことは絶対心掛けてプレーすることを誓う。)その内容を具体化する。
ラウンドコンセプト(メンタルコントロール)
第三ステップの3つの基本と6つの対策について具体化することでです。
朝イチの緊張したショットのとき、自分は、どのように望むか?など、細かなことを経験して決めます。
朝イチの緊張はこうやって生かすなど決めておくことです。プロでも朝イチのショットは緊張します。これを和らげるために、皆自分なりのルーティンを決めています。
コンペなどで、皆が見ていることで緊張する時など・・・足元が浮いたように感じる、そのときは重心を下げます。5回ぐらい、「ぴょんぴょん」と跳ねて筋肉を和らげ、重心を下げます。
100m競争などスポーツ選手が「ぴょんぴょん」跳ねてる光景を見た人がいるでしょう。女子プロの畑岡奈紗プロもルーティンに取り入れています。
僕は、朝一のティーショットはドライバーのシャフトを短く持っつ、100点のショットは望まず、60点から70点でよしとすることです。
絶対心掛がけることを決めて思い出して実行することです。
「運」の付くラウンドの心とは何でしょう?
いつも公明正大な、心で良いイメージをすることです。
このホールは左サイドから少しフェードでフェウェイセンターにボールが転がるイメージを強くイメージすることで、ボールはそのようにコントロールされて飛んでいきます。
○目標を決めたら練習は運気を呼び込む
○ゴルフは闘いである。「負け犬根性」に勝利はない。
○恐怖心、不安感、欲からは心に緩みが生れる。
○公正、潔白、誠実、思いやり、からは「運気」が生れる。
○言い訳からは決して「幸運」はやってこない。
○直情的→穏やか、臆病→恐れない、思いやりが無い→思いやりがある、不真面目→真面目。
○崇高な目標にこそ、運気が向いてくるのである。
ゴルフはすべて自分でジャッチは行います。ボールを確認したフリをして芝から浮かせるなど不正の心は「不運」を招きます。
自信をつけること
1.練習すること 確率を上げることである
ゴルフは100%のショットは続かない、自分のイメージしたショットが80%以上できていれば成功だ。
2.ラウンドの目的 よいスコアを出すこと
良いショットをするより、良いスコアーを出すこと、これは自信に繋がる→楽しくなる→練習する気になるこの好循環することが大切です。
3.プレシャーに勝つ心 平常心を取り戻す。
腹式呼吸をするなど。僕は一回、思い切り強く握り、緩めると気持ちが落ち着きます。力みをとることができるのです。
4.18Hトラブルは必ず起こる 冷静な判断で対応
トラブルは、相手がどんなに調子よくても、必ず18H中にトラブルはきます。冷静に判断、平常心に戻り対処できれば、自信にも繋がります。
5.18H同じテンポ・リズムを守り通す 心の動きを小さく。
バーディーの場面やトラブルに会うと心が揺れ動きます。心の揺れが少なければいつも同じテンポ・リズムでプレーすることができる。
6.不安・恐れ・欲がある 力みが出る
力を抜くことが大切。そのためには呼吸を整える。ポジティブな考え方をする。ネガティブなイメージを払拭することです。
まとめ
自分の能力がどのレベルに有るかを知っている人がベストです。
ミスやバーディーが取れそうなときも、自分の能力を自覚していれば冷静になれる。気持ちをニュートラルできる。
自分がどのレベルにいるかを知っていることで、コースマネジメントもおのずと変ってきます。
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