目次
フェアウェイウッド
フェアウェイウッドは、芝から打てる、一番遠くまで
飛距離を出せるクラブです。
FWはドライバーと同じ、「ウッド」のグループです。
芝の上から直接打てるように設計されていて芝から打てる
クラブとしては一番距離が出るよう作られている。
種類は3番ウッド(3W)、5番ウッド(5W)、7番ウッド(7W)が
一般的で、それぞれ番手の数値が大きくなるに従って、ボールが高く
上がりやすく、その分距離が出ないようになっています。
ヘッドの 形状も ドライバーに良く似ています。
しかし、そのヘッドの大きさ(体積)は
ドライバーの 1/3 弱 (130cc ~ 150cc) 程度です。
ちなみにドライバーのヘッド(体積430cc〜460cc)です。
薄く、重心の位置が低く作ってあります。
ですので ティーアップをしなくても地面から 容易に
ボールを上げて打つことが出来るのが特徴です。
フェアウェイウッドのスペック
目的はフェアウェイ地面から直接打てるように作れらた
クラブだからフェアウェイウッドと呼ばれているわけです。
まずフェースの厚さ(高さ)がドライバーのフェース厚は
平均 50mm ~ 60mm あるのに対して・・・
フェアウェイウッドのフェース厚は、35mm 前後のものが殆どです。
ボールの直径が「43mm」ですのでフェース厚を、薄くすることで
地面から打ちやすくしています。
フェアウェイウッドの中で最も「3ウッド」が遠くにボールを飛ばせます。
普通アマチュアが使用しているのは ロフト15° が一般的ですが
それでも難しいことから最近では「5番ウッド」から入れている人も多くいます。
「3ウッド」はロフト角、13° ~ 15° のクラブが 3番ウッドでです。
4番、5番、7番、9番、11番、13番ウッドと数字が大きくなるに従って
下表のように ロフトが大きくなりシャフトが短くなります。
メーカーにより、またモデルにより この表と多少スペックは異なりますが
この表のスペックは 標準的なものです。
標準的なフェアウェイウッドのバリエーション | |||
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
#3プラス+ | 13° | 56° | 43.0インチ |
#3 | 15° | 56° | 43.0インチ |
#4プラス+ | 15° | 56.5° | 42.5インチ |
#4 | 17° | 56.5° | 42.5インチ |
#5プラス+ | 17° | 57.5° | 42.0インチ |
#5 | 19° | 57.5° | 42.0インチ |
#7プラス+ | 19° | 58° | 41.5インチ |
#7 | 21° | 58° | 41.5インチ |
#9 | 23° | 58° | 41.5インチ |
#11 | 25° | 58.5° | 41.0インチ |
#13 | 27° | 58.5° | 41.0インチ |
#3プラス+とプラスがついたものは、ロフト角より立ったものでパワーが
ないとボールは上がりづらくなります。
以前は、14.5°といったロフト角も3番ウッドで売られていました。
フェアウェイウッドのヘッドは、 ドライバーと材質は、チタン、アルミ
コンポジットなどの軽量素材を使用したものもがほとんどです。
フェアウェイウッドは、あまり大きなヘッドではありません
(昔から比べれば」随分大きくなりまいしたが)
ドライバーや、ユーティリティとの組み合わせにより 総重量を
ドライバーより、多少重くする必要があります。
ですから スチールなど 比較的 重いメタルで作られたものが多くなります。
最近のフェアウェイウッドは 昔のクラブと違って 重心を低くし
重心深度を深く、作られており 多少 クラブ・フェースの芯を外しても
地面からボールが 上がるような クラブ設計になっています。
以前はアイアンだけでなく フェアウェイウッドも 芝の上にあるボールを
ダウンブローにクラブを振ることで、 芯を食うボールを打つことが
出来たのですが、今やダウンブローにヘッドを入れなくても
ある程度上手にボールが打てるようになっています。
正確なショットとボールを上げやすくコントロールしたい人が
ロフト角のついた5番ウッドを入れたり、シャフトが短い
ユーティリティでロフト角、少なめを選んだり自分の好みに
応じて選べるようになりました。
フェアウェイウッドの選び方、三種類のクラブの比較
例えば、三種類のクラブを比較してみるとよくわかる。
アイアン
ユーティリティ
フェアウェイウッド
- スペックを比較してアイアンで良いのか?
- ユーティリティにするのか?
- ファアウェイウッドが良いのか?
比較するとよくわかります。
僕は3番ウッドの次は、五番ウッドに変わる飛距離と
方向性を求め、ロフト角19°のユーティリティを入れています。
ロフト角は立っているがシャフトが短い分打ち易く
正確性が増します。
このように自分がどのようなゲームプランでコースを
攻略するかによって自由に選べるようになりました。
もちろんフェアウェイウッドの方がボールは上げやすく
多少飛距離も出るかもしれませんが、正確性を重視したのです。
今後、少し飛距離を求めてユーティリティを、5ウッドに変えるかもしれません。
難しく感じたアイアンをユーティリティに変え年齢に応じた
組み合わせにしていくことは十分可能になったのです。
選択肢が増えて分、下の表をみてドライバーからミドルアイアンまで
皆をしてみるのも、スコアを縮める手助けになります。
番手 | アイアン (X Forged) | ユーティリティ (X HOT) | フェアウェイウッド (X HOT) | |||
ロフト角 (°) | シャフト長さ | ロフト角(°) | シャフト長さ | ロフト角 (°) | シャフト長さ | |
3 | 21° | 39.00インチ | 19° | 40.25インチ | 15 ° | 43.00インチ |
4 | 24° | 38.50インチ | 22 | 39.50インチ | 17 | 42.75インチ |
5 | 27° | 38.00インチ | 25 | 38.75インチ | 19 | 42.25インチ |
6 | 30° | 37.50インチ | 28 | 38.00インチ | 21 (7W) | 41.75インチ |
自分にあったフェアウェイウッドの選び方で大切な
ポイントは・・・?
- ライ角
- フェースの厚さシャローか?・ディープか?
- シャフトと総重量
ライ角は?
ライ角が大きいものがアップライトになり
左に飛びやすくなります。
ライ角が小さいものがフラットになり
右に飛びやすくなります。
自分にあったライ角は・・・構えた特に
ヘッドのトォが少し浮くぐらいが良いとされています。
なぜならスウィング中にトゥダウン現象(シャフトが曲がりヘッドがしたを向く)
が起こり、ちょうどよくなるからです。
あとは打った時に左右、どちらに行きやすかいによって
それを調節できるクラブを選びます。
- フェースの向き左に向いている
- フェースの向き右に向いている
- スクエアーなど
フェースの向きやライ角で、アップライトか?、フラッットか?
など考慮に入れ自分のイメージしたボールが打てるようにコントロールします。
フェースの向き左に向いている
これは左に行きやすく、スライサー向けです。
フェースの向き右に向いている
これは右にボールが行きやすいので、ドローが出やすい人向けです。
スクエアーなフェース
一番ターゲットに対して構えやすく、またボールの
コントロールもし易くなります。
その他にもライ角によっても変わります。
- ライ角アップライ
- ライ角フラット
ライ角がアップライとな場合・・・?
ボールは左に行き易くなります。
フッカーの人はアップライトは選ばないようにすることです。
ライ角がフラットの場合・・・?
ボールは右に行き易くなります。
スライサーの人は、フラットすぎるライ角を選んでしまうと
ますますスライスします。アップライト気味が良いでしょう。
シャローフェースかディープフェースか?
ヘッドの厚みがシャローフェイス(薄い)もは
ボールが上げやすくなります。
ボールが高く上がりすぎるのが嫌な場合 は?
低い弾道が好みならディープフェース(フェースが厚い)ものを
選ぶべきです。
アベレージゴルファーはシャローフェイス気味のもが
優しくて良いでしょう。
シャフトと重量について
フェアウェイウッドを選ぶ際にシャフトの硬さや
クラブ自体の重さも重要になってきます。
シャフトが硬いほうが良いとか柔らかいほうが良いなど
色々な考え方があります。
また重さも軽いほうが飛ぶなど考えられますが
必ずしもそうではありません。
地面から直接打つものは、飛距離より左右にぶれないことが
優先されるべきです。
そういう意味では、シャフトは柔らかめより少し
硬めがおすすめです。
手前をダフリ気味になってもフェース面が狂いにくい
程度のものが良いでしょう。
もちろん硬すぎるとボールは上がりにくくなり
そのため力が入りスウィングを乱すのはいけませんが
その辺を考慮の上、選ばれるのがやおいでしょう。
重量は、ドライバーと次のユーティリティとの兼ね合いを
考え、軽めより、少し重めが良いでしょう。
振り切れる範囲で重めです。
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