ティーショットはドライバー?
このホールは、手でボールを投げたいほど絶対曲げたくないと
思うことがある。
そんなホールに限ってOBを出したり、林に打ち込んでしまう
こんな経験は誰でもしているはずです。
どんなショットも曲げたくはないが、一番曲げたくないのは
ドラーバーショットだろう。
しかもドライバーは、一番遠くに飛ばしたい、だから余計に
困ります。
クラブの中で一番飛んで、いちばん曲がるのがドライバーです。
そしてゴルファーが、一番好きなのが、ドライバーだ、それが証拠に
練習場でいちばん練習している風景をよく見かける。
ティショットはドライバーで打つ
結論から言うと絶対曲げたくない時は・・・?
ドラーバーでなくユーティリティで多少飛距離を
落としてもコントロールを優先すると言うことです。
パー3以外のホールは全部ドライバーで打つ
これが習慣化して、ドライバーで打つことが常識になっている
他のクラブで打とうものなら、ひやかされる始末だ。
これは日本のコースにも問題がある。
ほとんどのコースは、ドライバーが気持ちよく打てて
セカンドショットをミドルアイアンもしくはショート
アイアンで責められるようにできている。
ドラーバーで飛距離が出れば、良いスコアが出せるコースが
日本の場合多い
「ゴルフが上手い人=ドライバーが飛ぶ人」と言う風潮を
作ってしまったことも事実だ。
英国のリンクスコースは?
例えばティーショットはアイアン、セカンドショットは
ウッドと言うように、2打目に長い距離を正確に打つことが
要求されるホールレアウトがよくある。
ドライバーで届くあたりはギュッと絞ってあり、少しでも
曲がるとボールはブッシュの中といった状況だ。
だからその手前にアイアンで狙うのが安全なのだが
その代わりグリーン周りは広く作ってあってウッドの
セカンドショットが打ちやすくなっている。
ゴルファーもコース設計者の意図を知っているから
ティーショットをアイアンで打つことを当然と考えているし
こうした特徴的なレイアウトでないホールでも、状況や作戦
自分の調子、いかんでティショットをドライバー以外のクラブで
打つことに抵抗がない。
もちろん、ドライバーを飛ばすことは、ゴルフの楽しみの中でも
一番にランクされる。
しかし、「ティショットはドライバー」と言う固定観念を
捨てることで、ボールを曲げる苦痛が和らぎ、プレーの幅が
広がり、さらにスコアが良くなるなら・・・
一度真剣に考えるべきだと思う。
加減したショットは曲がりやす
アマチュアが陥りやすいのは、曲げたくない時ほど
安全に行きすぎて、かえって失敗することだ。
いちばん起きやすいミスが、ボールを置きに行こうとして
いつもの6~7割の力でスウィングしてしまう時だろう
目いっぱいの力でフルスウィングするのと、力をセーブ
してコントロールするのとでは、どちらが曲がりにくいか?
と言えば、間違いなく前者だ。
人間の体は、力を加減した時ほど正確な動きがしにくい
作りになっている。
全身の筋肉に100%で動けと命令すると、シンプルに
動いてくれるが、半分動いて、半分休んでいろと言った命令は
筋肉の方がパニックになってしまうのです。
力を加減するほど、動き自体が複雑になり反復性も乏しくなる。
「距離を落として打つ=曲がり幅が少なくなる」と
思っている人は、たくさんいるが、事実は全く反対なのです。
ドラーバーをやめて、アイアンを持ったのに曲がってしまった!
と言うのもアイアンを安全に打とうとしてフルスウィングの
動きがおろそかになってしまった時だ。
初めから曲がるくらいなら、ドライバーを持っておけばよかったと
考えるのは逆恨み、安全なクラブを持ったまではよかったのですが
さらに保険をかけてしまったのは、あなたが悪いのです。
曲げないコース攻略
コース攻略はフルショットの「パズル」で組み立てて
行くのが、いちばんシンプルで確率が高いことになる。
下手な小細工をするほど、ゴルフは難しくなる。
ドラーバーを置き、他のクラブを持ったら、できるだけ
ターゲットに集中することです。
点で狙います。
左に池があるホールなら右を狙うのではなく
フェアウェイ右サイドの「ここ」フェアウェイとラフの境を狙う
と言うふうにターゲットを絞ります。
ターゲットは大きけらば大きほど、ミスの幅も大きくなります。
池に入れたくない、あのバンカーは避けたいと言う意識が
そこに向かって、入ってしまうのです。
意識したところにボールは飛んで行きます。
どうしても曲げたくないホールにきたら考えること・・・
「自分のターゲットはどこにある?」と自分に言い聞かせてみます。
そうすることで自分の意識をコントーロールできるでしょう。
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