ゴルフをしていて多い怪我と対処法
ゴルフは他のスポーツと比べ、激しくダッシュしたり、相手とカラダをぶつけ合ったり、カラダへの負荷が大きくかかるような動作が少なく、老若男女が無理なく楽しめる安全なスポーツというイメージがあります。
手首や脇腹、腰や膝などの股関節を痛めやすいスポーツです。せっかく楽しいはずのゴルフで怪我をしてしまったら元も子もありません。
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ゴルフをしていて多い怪我
ゴルフは止まっているボールを打ち、自分のペースに合わせて歩き、走る必要もなく怪我が少ないように思われています。
しかし実際は長時間にわたってプレーするため疲れがたまりやすく、年齢と共に体中が痛くなり、特に腰や間接、足首などを痛めやすいのが現実です。
多くの人が痛めた経験がある箇所は、肘、手首、膝、腰の4か所です。これらの関節はスイング中によく使う部位であり、無理したスイングをしていると無理な力がかかり怪我につながります。また肩や首を痛める人も多くいます。
どんな怪我が多いいのでしょう?
まずは、ゴルフの習いはじめから手のひらのや指のマメに、悩まされます。
◎ 手のひら・指のマメ
これは、ゴルフをしている人は誰でも経験していると思います。初心者ほどグリップをきつく握りしめたり、逆にゆるかったりして、擦れてマメができやすい傾向にあります。深刻なケガではありませんがやはり痛いです。
僕などは右手中指第二関節が痛いと感じたときは、外れています。引っ張って伸ばせば、すぐもとに戻りますがいつの間にかこのようになっていました。
◎ 腰痛・背骨痛・首痛
ゴルフは前傾姿勢が多く、また、頭部を固定してカラダを回転させる無理な動きのせいか、首から腰にかけて大きな負担がかかりやすく、やはり動きの要となる腰痛、そして背骨(背筋)痛や、首(頚椎)まわりの痛みです。
ひどくなると、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア(腰・背中・首や方肩こり)を引き起こす場合もあります。
◎ 手首・肘痛
ショットの衝撃は、ダイレクトに手首に伝わります。クラブを強く握りすぎてダフってしまったりすると、手首を傷めてしまうことがあります。
プロでも手首を痛めている人は少なくありません。また肘の内側には指や手関節を曲げる筋肉がついており、それが炎症を起こすことでいわゆる「ゴルフエルボー」になるケースも多くみられます。
◎ 肩痛
ゴルフスイングは肩関節も大きく動かしますので、その分、肩への負担も大きくなります。いわゆる四十肩・五十肩と呼ばれるように、肩関節の痛みは年齢が高くなるほど、リスクも高くなる部位ですので要注意です。
こんな所の、意外な怪我
◎ 肋骨疲労骨折
夢中になって練習するうち疲労からか、まれに肋骨にヒビが入ってしまう場合があります。僕はヒビが入りしばらくゴルフができませんでした。
野球のピッチングやゴルフなど、繰り返し体を捻転する競技で発生するといわれています。
レントゲンを撮ってもよく分からない場合が多く、単なる筋肉痛と勘違いすることもありますが、痛みが続く場合は病院で早めに見てもらうと良いでしょう。
練習し過ぎで左手親指の付け根を痛めたことがあります。相当シャフトを乗せる親指に負担がかかるのでしょう。
◎ ボールによる打撲
隣のホールから打ち込まれたボールに当たって怪我をしたり。競技者の斜め横にいてもシャンクしたボールに当たったりして、思わぬケガを招くことになりかねません。くれぐれも、同伴者の打順で競技者より前方には立たないようにしましょう。
◎ 自分が加害者になる場合もありますので、ゴルフ保険には加入しときましょう。
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対処法は?
◎ 準備運動は入念にしましょう。
コースに行くと早速練習場に言ってボールを打つ人が多くいますが、少し余分な時間を見て入念に準備運動をしましょう。
ケガをしないようにゴルフを楽しむためには・・・
プロは、お風呂場で準備運動をしてから練習に入ります。しかも初めはアプローチ練習で体を温めてから段階をへてドラーバーなどを打ちます。
準備運動を必ず忘れないように行いましょう。特に関節回りはしっかりとほぐしておきます。
また、実際にラウンドしていると、ついつい力が入ってしまい、筋肉も緊張の連続になりがちです。ラウンドの途中においても、時々、背筋を伸ばしたり、ストレッチをするなど、常にカラダをほぐし、体の柔軟性を保つようにしましょう。
特に早朝ゴルフなど、体が十分に温まっていない中で、いきなりゴル準備運動を忘れずに行いましょう。
◎ 日頃からストレッチを多く取り入れることがゴルフを長く楽しむ一番の対処方法です。
ゴルフはカラダの回転を使い変則的な動きが多いスポーツですのでカラダがやわらかいほどスイングの動きにも幅が出ます。
反面、体が硬いと回転によって負荷がかかり、筋を痛めてしまいます。日頃からストレッチを行い、特に、肩や腰、首については、前後左右、旋回とあらゆる方向で、より筋肉をやわらかく使えるように日頃から入念にストレッチを行いましょう。
ゴルフ前に準備運動は良いのですが、体の筋肉の伸ばし過ぎは、かえって怪我をしやすいとも言われています。
◎ 痛みがあるときは無理をしないで辞める勇気も必要です。
無理することでケガの度合いもひどくなり、治りにくくなります。痛みがひどい場合は必ず、かかりつけのお医者様の診察を受けましょう。痛みを我慢しながらゴルフをしても悪化させるだけで場合によっては、長期でゴルフが出来なくなってしまうような事態を招くかもしれません。
症状の軽いうちに、大事をとってしっかりと静養することが、長くゴルフを楽しむための秘訣かもしれません。とにかく、絶対に無理は禁物です。
マイク・オースティンの動画
ゴルフスウィングは、基本通りにスウィングしても、怪我はします。それは、もともとゴルフは無理な動きがある運動だからです。マイク・オースティンはスイング中で、もっとも重要なポイントは「骨の動かし方にある。」と彼は言っています。
マイク・オースティンの動画で特徴的なのは骸骨の絵が書かれた黒色のスーツを着てスイングをしている映像があります。彼は、この動画の冒頭で「スイング中に骨がどのような動きをするかを見せるためだ。」と述べています。
また、「骨(関節)がどのように動き、どの位置でスイングすれば最高のゴルフスイングが出来るかをお伝えするため」とも言っています。
Mike Austin Swing Collection
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