ボールの止まった状況をチェック
フェアウェイでは「ボールが止まった、あるがままの状態」で
打たなければいけないゴルフの重要なルールがあります。
まず第一にボールがどのような状態で止まっているかを
チェックします。
「芝の良いところか?ディボットか?」芝のないところか
ラフなのか?斜面なのか?などをチェックします。
目次
打つ方向をチェック
ボールとピン(目標)を結んでみて、その線上に「バンカーや池がないか」
グリーン周りの状況はどうなっているのか?
- ピンの位置は奥か、手前か、左か、右か?
- ボール位置の傾斜は?
- ライはどうか?
100ヤード前後自信がある場合は別ですが・・・
普通はグリーンセンターを狙います。
しかしグリーンを外すとしたら左右どちらが
寄せやすいか?などチェックします。
ロングホールの場合、左右の林やハザードをチェックし
スプーンで攻めて安全か?
100ヤード残しで安全に攻めるか決断します。
距離を目算
次にボールからピン(目標)まで距離がどのくらあるかを
目算します。
普通ゴルフコースではグリーンまでの距離やグリーンセンターまでの
距離の目安として150ヤードや100ヤードの所に樹木とか
フェアウェイにプレートを設置しています。
これを活用して目算します。
あらかじめ距離表示がグリーン手前かセンターか?
距離表示は正確か、甘めかを、聞いておくと良いでしょう。
この距離の計算が間違うと、いくら良いショットを
しても何もなりません。
キャディーさんを頼りにするのも良いですがゴルフは
自分との戦いです。自分の目算で会うように「目算」を
高めましょう。
距離プラス、上りか、砲台グリーンか、下りか、風向きフォローか
アゲンストかなど計算に入れて距離をプラスしたりマイナスしたり
してクラブを決めます。
50ヤード以内のアプローチは、グリーンまで補足して距離を計算
グリーンは受けているのか?奥に傾斜しているのか?など把握でき
補足によって距離も正確につかめます。
打つクラブを決定
ボールの止まっている状態、打つ方向、目標までの距離
の3つを総合的に判断します。
クラブを選ぶときは、風の状況ホールの状態、上りか、下りか
もちろん左足上がりや左足下がりによっても打つ番手が違ってきます。
傾斜によってボールのランも違い、選ぶクラブや、プラスやマイナスの
距離判断も重要です。
これらを考え打つクラブの決定をします。
これらの判断が正しくできるかどうかによって
あなたのゴルフのセンスが問われることになります。
ゴルフは「的確な状況判断が瞬時に決断」できることが
鍛えられます。またこのことで仕事にも役立つでしょう。
アプローチでの決断
結果的にはアプローチは実戦経験が多い人がうまいと言えます。
惜しくもグリーンに乗らない場合アプローチを残すことに
なります。
残りの距離やグリーンが砲台、ピンが手前か奥かによって
ピッチエンドランかティップショットという選択になります。
もちろんパターが使える場所からはパターで攻めるの
一般的には確実です。
下手に様々な場面で番手の違うクラブを選ぶより
得意なクラブを1本決めて「グリーン周り」は、これと
決めた方が練習量の少ないアマチュアには確率が上がるでしょう。
できるだけ単純にキャリーとランの距離感を覚えて
キャリーの歩数を数えて、ワンクッションさせるのか?
グリーンにキャリーさせてピンまでランで転がすのか?
その距離感だけですので、いたってシンプルです。
余裕ができてきたら・・・
2本目SW(サンドウェッジ)などでキャリーが多めでランが少なめな
距離感を覚えておくとバンカー越えの、ピンが手前など
寄せることが楽になるでしょう。
バンカーからの最も難しいアプローチショット
ワンパット目をどこにするか?
アプローチは最初の「ボールの落とし所が」肝心です。
自分の得意とする方法で攻めましょう。
僕はピッチエンドランを基本にしています。
AW(アプローチウェッジ)は、ボールが比較的平らな場所の場合
ピンとボールの距離の中間がボールの落とすポイント
キャリーとランの関係は1対1です。
SW(サンドウェッジ)の場合は「4対1」です。
キャリーが4に対してランが1です。
距離感は腕の振り幅で、距離感を掴み、ワンクッションは
ボールの落ちる場所の傾斜の角度によてピッチングもしくは
9番アイアンとだんだんバリエーションが増えました。
ワンクッションの場合は砲台グリーンでワンクッションさせて
キャリーとランを計算して身につけなければならないので
やはり実践して覚えるより方法がなかなかありません。
ワンパット目をどこから打つと入りやすかを考え
できる限り上りのパットのラインになるように
アプローチします。
フックラインやスライスラインは1m以内でも
中々入らないでしょう。
入らないと、短いパットだけにダメージが大きいのです。
その後のショートパットに影響します。
パットの決断
グリーン上の読みは頭です。
だんだんカップに近づいてくると頭を使います。
まずグリーンに上がる前に「傾斜はどうか」「2段グリーンに
なっていないか?」などグリーンの全体の傾斜なを見ておきます。
- 山岳地帯だと、高い山はどこか?
- 池や川はどこか?
- 景色はどっちが高いか?
- 西はどっちで、日当たりは?
などチェック項目が増えます。
自分のボールからカップに向かって「上りか、下りか」
「斜めなのか」傾斜を考えます。
カップ周りの芝目はどちらに向いているか、盛り上がりは?
ボールの近くは傾斜、カップ周りは平らに見える場合
芝目と盛り上がりです。
下りの順目は早くて曲がりやすいく、ジャストタッチで
あとひと転がり入るよう打つこと
下りの逆目はあまり曲がらないな、その分若干強め
20~30cmオーバーに打つことなど、覚えなければ
いけないことがたくさんあります。
絶対入ると自信をもつ
パットはメンタル大切です。
自分が読んだ通りにパットを打つことが、できていれば
入らなくても怖がることはありません。
読みが合えば必ず入ります。
このようにグリーン上だけでも、色々な判断が求められます。
それを瞬時に判断し決断して実行するだけです。
読みがあっているかどうか、読み通りに打てているかどうか?
その結果が瞬時に出ます。
だからゴルフは面白いのです。
ショットパットを外すと、どんどん同じ状況で
また、外すかもしれないと言ったことが、頭をよぎり
怖くて打てなくなります。
それを克服するのは、考え方なのです。
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