考え方ひとつでスコアは劇的にアップする
この本の帯に惹きつけられて読んで見た。
特に気に入った点は「ナイスショットが増える4つの
ステップ」だ。
ゴルフでいいスコアを出すためには基本は自分の心を
コントロールする事、すなわち自己管理をする点を
重点的に書かれている。
目次
ナイスショットが増える4つのステップ
ルーティーンとして、毎回4つの手順を踏んでショットする
クセをつける。
ゴルフはまず、ミスのゲームと言うことを認識すること
トッププロもミスをする、ですからアベレージゴルファーが
ミスをするのは当たり前、いったんコースに出たら、多少の
ミスが出たとしても「まぁ、いいか」と自分を許す
気持ちのゆとりが欲しいと言うことだ。
ミスと言っても人のレベルによって感じ方が違います。
ですが、どんなレベルのプレーヤーも、自分にとって
「まあまぁ」のナイスショットを続けていくことができれば
自然にスコアは安定してきます。
では4つのステップとは?
ステップ1. 状況判断して番手と狙いどころを決める。
では4つのステップとは? 準備その1
ステップ1. 状況判断して、番手と狙いどころを決める。
ライ、傾斜、芝の長さ、残り距離、風、ピンポジション
ハザードの位置、気温など様々な情報を総合的に判断して・・・
どこを狙い、何番を使って、何ヤード打つのか、覚悟を
決めること。
この覚悟を決めると言うことが大切です。
プレーヤのレベルや経験によって収集できる情報量は
違ってきますが、それは大きな問題ではありません。
プロや上級者のように瞬時にあらゆる情報を分析できれば
理想ですが、初心者がハザードを見落としたり、風の向きを
読んでなかったりしても、それは仕方がないことです。
ここで大切なことは「狙いどころをはっきり」決めること
だと考えることが大切だとしている。
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準備その2.とは?
準備の第二段階は、第一段階で情報分析して決めたことを
イメージ化する。
素振りやワッグルをしながら頭の中でスウィングして
これから打つ、ショットのインパクトの手ごたえ
クラブや体のスピード感、音、ボールが飛んでいく弾道
などをイメージする。
ステップ2. とは?
ナイスショットのための第二ステップは「決断」です。
ここまできたら、プレーヤーは「そのショットをやりきるんだ」
と強く決断すること。
急にアゲンストの風が吹いたからと言って
「やっぱり7番アイアンの方がいいかな」などと判断が
鈍ったりしますが、余計なことは考えずに決断した通りに
実行するように、余計なことはあれこれ考えない
舞台役者を例に・・・
楽屋では、何を考えても良いが、いざ舞台に上がったら
役者は芝居を演じるだけ、プレーヤはスウィングする
だけにする。
このような考え方が大切なのだ。
迷いが生じた場合は?
もう一度ステップ1. に戻ってスウィングイメージを
作り直します。
ステップ3. とは?実行です。
決断のラインを、またいだら速やかにショットを実行する事。
アドレスに入っても、中々打たなかったりボールに
近づいてから、もう一度素振りしたりする人がいますが
それではイメージが消えてしまいナイスショットの確率が
下がってしまいます。
スウィングや弾道のイメージを作ってからは、8秒以内に
プレーできれば思った通りの動きがしやすくなり
それ以上長くなるのはプラスにはならない。
人間の脳が指令を出して、筋肉がその命令を
記憶していられる時間は「平均8秒」だと言われているそうです。
ステップ4. とは?感情のコントロール
喜怒哀楽の感情を引きずらないようにする。
ようは、ミスをすれば「がっかりした」「自分に腹が立った」
「許せない」良いショットが出れば「嬉しい」「楽しい」
「見てほしい」などの感情が生まれます。
それはとても自然な感情ですが、その感情が長く続いて
しまうと、自分の心をコントロールできなくなったり
集中力が失われたりするので注意が必要。
スコアを大きく崩すときと言うのは、この喜怒哀楽の
感情を引きずったままプレーした時が多いのです。
ですから「ナイスショット」の確立をあげるには
準備、決断、実行と言うステップの後に必ず
「感情をコントロールする」と言う時間を作る
必要があると書かれています。
感情をコントロールするポイントは、ミスショットが
出ても、感情的な表現をせず、現象だけを口に出す
クセをつけると言うことです。
例えば林に入れたとすると、ほとんどの人は
「またやっちゃた」「あぁダメだ」「バカ」「何やってんだ」
などと言ったマイナスの感情を表現します。
これはマイナスイメージが脳にインプットされます。
それらの言葉をくり返せば繰り返すほど
頭の中はマイナスの記憶で一杯になってしまいます。
これでは、メンタルの浪費になって「またミスするのではないか?」
と負のイメージ膨らみミスを重ねる結果になります。
良い例として・・・・?
- トップが出ても・・・・・・「低く飛び出す球が出たぞ」
- スライスを打っても・・・・「右に曲がる球だ」
- ダッフタとしても・・・・・「ボールの手前にクラブが降りたぞ」
と静かに、ゆっくり言ってみるそうです。
感情をコントロールすると言うこと・・・?
喜怒哀楽の感情を5秒以内に忘れることです。
その場合「さっきまで腹が立っていたけど、もう忘れちゃた」と
口に出す、「腹が立っている」ではなく「腹が立っていた」と
言うように過去形で表現するのがポイントと、しています。
他にも、5秒たったら自分のお尻や脚を軽く叩いて
リセットの合図をするなど紹介しています。
これらの4つの手順を踏むことでゾーンに入りやすく
なる。
参考になることが多く出てきます。
ゴルフは運動能力と感情コントロールの
スポーツです。
皆さんも参考にして見たらいかがでしょうか?
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