スウィングプレーンについて考えてみる
スイング・プレーン (swing plane) とは ・・・?
ゴルフ・スイングのメカニズムを説明するために用いられるた
考え方で、ベン・ホーガン (Ben Hogan) が の著書 日本名モダン・ゴルフ
(英語版・ FIVE LESSONS – Modern Fundamentals of Golf) で
ゴルフ・スイングの説明をするに当たり、肩からクラブヘッドにかけて
一枚の板があるとイメージするスウィング プレーンといった概念を
持ち込んだ。
この板イコール面が、理想のスイングプレーンとしての
概念を用いて説明したのが始まりです。
それ以来、この仮想プレーンの上を クラブヘッドが動くように
スイングするという説明が 様々な ゴルフ教本や レッスンで
使われるようになった。
目次
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2つのスウィング・プレーン
スイング・プレーンとは、スイングをした際に、シャフトの軌跡が作る
平面のことです。
アドレスをした時に、肩からクラブヘッドにかけて
一枚の板があるとイメージして、この板イコール面が
理想のスイングプレーンと言っています。
しかし上級者向けではありますが、スウィングプレーンは
大きく分けて2つあります。
イメージとしては3つあると考えても良いでしょう。
しかしこのスウィング プレーンは前傾姿勢と、関連が
あって、前傾姿勢 を深く取れる人や、身長が高い人は
スウィング プレーンが異なります。
理想のスイング オンプレーンとは・・・?
クラブヘッドがプレーン上にあることが理想のスウィングと言われ
その事を「オンプレーン」といいます。
ある程度スイングプレーンから外れていても問題はありませんが
出来るだけスイングプレーンをなぞるようにショットすることで
フェースの向きを安定させ、ターゲットに対してまっすぐ飛ばすことが出来ます。
スウィング・プレーンは大きく分けて2つある。
- (A) バック スウィング・スウィング プレーン
- (B) フォワード スウィング・スウィング プレーン
(ダウン スウィング時の プレーンのこと)
A) ゴルフのスイングは アドレスの状態から肩からクラブ ヘッドを結ぶ
肩を 回転軸となるスウィング プレーン
(ベン・ホーガン言っていたスウィング プレーン)
B) 自分が構えたときのクラブヘッドとシャフトの
延長線上の(フォワード スウィング・プレーン)がある
この(フォワード スウィング・プレーン)はダウン スウィング時に
ヘッドがこのプレーンに沿ってインパクトを迎えるのが理想だ。
これよりも下、(インサイドからクラブ ヘッド)が降りてくると
ミスショットになりやすい。
トップ プロでこのプレーを外れてアップライトもしくは
インサイドから下ろすプロはいないと言っていいだろう。
C) 体の回転軸に対して、肩のプレーンは 直角で
プロペラのように、回転させることで 最も効率良く
体が回転する力を 腕を通してクラブの動きに伝えることが出来る。
その肩の動きをイメージしたプレーンがイラスト (C) のようになます。
肩がバックスウィングで動く軌道です。
クラブヘッドのスイング・プレーンは (A) になリますが
肩の動き(C)は体の回転軸と垂直になり回転します。
図のように (A) と (C 肩のプレーン) は 前傾姿勢を 45° 前後まで
大きくしない限り ことなるプレーンになります。
A”) ベンホーガンは、クラブヘッドをこのクラブ ヘッドと
肩を結んだラインに一枚の板(面)をスウィング・プレーンと
呼びクラブヘッドを、オンプレーン(なぞる)ように上げる
理想はスイング プレーン上にクラブヘッドがあること
と言っております。
クラブヘッドと肩を結んだプレーンです。
(ここではバック スウィング・プレーン)と呼んでいます。
B”) クラブヘッドからシャフトの延長線上のプレーン(B)です。
プロは(A)のプレーンと(B)のプレーンの差が少ないのが特徴です。
しかも、スイングプレーンを、なぞるようにショットすることで
フェースの向きを安定させることが出来、ターゲットに対して
正確に飛ばすことが出来ます。
正確なショットを打つためにはダウン スウィングで
このプレーンにクラブ ヘッド長く、そっていることが
正確に打つコツになります。
動画を取って自分でチェックしてみましょう。
理想的なゴルフスウィング
ゴルフスウィングにおいて、理想のスウィングとは・・・?
理想的なインパクトを実現するためには、まず理想的なスイングプレーンを
マスターする事が不可欠になります。
理想的なスイングプレーンができれば、実際にボールに当たる
部分であるクラブのフェースの向きが安定します。
また理想的なスイングプレーンは、正しいスイング軸から生まれます。
理想的なスイング軸は、セットアップ時の前傾姿勢が変わることなく
クラブを振ることのできる姿勢です。
もしこの前傾姿勢の軸がスイング時に崩れてしまうと安定した
ショットはできません。
2つの、スウィング・プレーン
2つの、スウィング・プレーンを使って目標に対して正確に飛ばせる
理想のスウィングを創ることができます。
スウィング・プレーンを横から見てみると
(A) バック スウィング時に、クラブヘッドを、このプレーンに
乗せることを”ベンホーガン”は良しとしています。
そこまで、出来ないにしても(A)と(B)の間をクラブヘッドが
通るようにはするべきです。
(B) はダウン スウィング・プレーンです。
クラブヘッドはダウン スウィング 時に、このプレーン状に
長く沿っているのが理想です。
このラインよりも上すぎても、よくありません。
また下は絶対けるべきです。下を通るとミスショットになり
自分のクラブヘッドが、どうなっているか・・・?
スウィングプレーンをチェックしましょう。
(C) は前傾姿勢に対して垂直になる肩のプレーンです。
バックスウィングで多少、左にずれるのは、しょうがないにしても
スウィング軸をぶらさないことでこのプレーンはキレイに周ります。
体を 回転させ ボディーターンのパワーを 効率良く使って ボールを
打つ為には以上のようなプレーンを使ってクラブヘッドが動いているのが
理想のゴルフ・スイングの姿です。
そのために どのように 腕とクラブを振れば良いのかを考え
試行錯誤するためのガイドラインになるでしょう。
両膝を動かさないようにし腰は最小限に回し体を絞るように捻転して
その力でボールを飛ばすことを意識すれば まず バック・スイングで
手と腕は スイング・プレーンより アップライトに上がり
自然と体から離れるように動かさなければならなくなり
フォワード・スイングでは 手、腕、クラブヘッドが 、ほぼ 同じ
プレーン上を動くことが理想のスウィングになります。
結果として、フォワード・スイングのスイング・プレーンは
バック・スイングのプレーンより フラットなものになります。
二つのプレーンを念頭に 理想のスウィング・プレーンを作ってください。
しかし最近もっと詳細に腕をどの様に動かしてスウィング プレーンを作っているかが、分かってきました。
今のトッププロのスウィングは体重移動を大きくしないで、正確に飛ばすために腕でスウィングする傾向が多くなりました。これはクラブが進化したことも関係あるのかもしれません。
現在のスウィング プレーンの考え方詳しくは?
2つのプレーンが分かる動画
この動画は2つのスウィングプレーンがあることがよくわかります。
バック スウィング・プレーンと、フォーワード スウィング・プレーン
この差が大きいと正確なインパクトはぷかえられません。
腕をどのように動かすか?
正確なバックスイン(スウィング・プレーン)にするためには
腕をどのように動かせば、クラブヘッドがスウィング・プレーンに
乗るのでしょうか?
スイングをする時に、まず、最初に注意しなければならないのが
腕をどのように動かし始めれば良いのかと言う ことです。
テイクバックで手元(手首)を、飛球線上と平行に真っ直ぐ
30cm~40cm位、遠くに引けるように 工夫するとクラブヘッドが
インサイドになりません。
このことがポイント一つのポイントでもあります。
体が回転しているので、どうしてもクラブヘッドを
インサイドに引きやすく、クラブヘッドを すぐに
インサイドに引く人は その点を
変更するとうまくいくでしょう。
クラブヘッドを 真っ直ぐ 後方に 引いてから、 上げる感じでも 肩が
インサイドに 回転するので 相殺されるような形になり
そのスイング・プレーンは ちょうど良くなることが 多いはずです。
スウィングプレーンに正確に乗せるにはどうするかを
色々試行錯誤し、みんなスウィングを完成せているのです。
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