最低限知っておきたいグリーンの読み方
プロの試合で感じることは・・・?
例えば、松山英樹とダスティン ジョンソンとのパッティングの
うまさの違いは、グリーンのラインの読み方と打つ強さでは
無いかと思う。
松山選手も当然パターの練習は物凄くしている。
正確にパットをする技術は変わらないと思うが
違いはラインの読みボールを打つ強さだと感じる。
目次
知って置きたいグリーンの読み方
これは最近パソコン上で、シュミレーションされた
グリーンの読み方を参考にしたものだ。
最初に知っておきたいことは・・・?
パティングされたボールがカップに正確に入るためには
狙ったとおりに正しくストローク出来る身体的技術と
グリーンの状態を読み取って、正しいボールの動きを予測できる
狙いの技術と距離間だ。
カップの先30cm後方に、届くぐらいの強さで打つ練習と
その強さで打った場合の曲がり幅、つまり、上級者はどのくらいの
強さで打てば、どのくらいの曲がり幅になると言う事が想像できるのです。
また下りのパットのようにジャストタッチ(カップにギリギリ届く強さ)で
打場合は、曲がり幅は大きくなります。
ボールがカップへ入るラインは、ひとつではありません
ですので自分に適したラインを選ぶ必要があります。
コースでは・・・?
グリーン上の傾斜はグリーンに上る前から始まっています。
ラインを読むときに大事なのは、グリーンに上がる前に
一番高い部分と低い部分を見つけておくことです。
グリーンに上がってしまうと分かりにくいのですが
グリーンの外から見ると、全体の大まかな傾斜をつかみ
やすくなります。
またグリーンにボールが乗る前から
傾斜のデータを収集しておきましょう。
自分がアプローチしたボールは、もちろんのこと同伴プレーヤーの
ボールも、グリーンにオンした時のボールの転がり方を
よく見ておきます。
ボールがグリーンの外からオンし、転がり、止まるまでの動きを
チェックすることで、グリーン全体がどんな傾斜を
しているのかを見極めるのです。
自分のボールがピンに近い場合は、みんながたくさんの情報を
与えてくれます。その転がり方を参考にして考えます。
左右の曲がりについて
まずグリーン上では、打つ場所によって曲がり方が変わります。
カップを中心に半径3メートルの円を描きその円周上に
一周、24個のボールを置いてカップインするラインを
表したものです。
真っ平らの傾斜
グリーンが(芝目のクセがなく)平滑ら、かつ水平に
なっていれば、ボールはどこから打っても真っすぐ転がリます。
やや傾斜したライン
平滑なグリーンが、真下の方向に向かってやや下がっている場合
ボールがカップインする起動を描いた図です。
かなりの傾斜
傾斜が、真下の方向に、かなりの傾斜の場合
カップインするためには、この様な起動になります。
少なくても真横のラインとその中間45度位の上りと
下りを覚えておくとイメージしやすくなります。
また傾斜を見る場合は、一番低い位置を探します。
これが基本です。
またボール側からカップを見て右が高い場合、ボールは右から左へ
曲がり(フックライン)となります。
左が高い場合は左から右へ曲がります(スライスライン)。
上りか下りか、フックラインかスライスラインか傾斜を見極め
この傾斜の度合いを判断するのが「ラインを読む」ということなのです。
自分のパットのラインが どの位曲がるのかを判断しかねることは
良くあります。
そんな時は ホールに対して ボールが真っ直ぐに転がりそうな
ライン が何処にあるかを まずは 探してみます。
そして、そのラインと「自分のボールの位置関係」と 傾斜の程度を
チェックすることで、より正確に 曲がる方向や その度合いを
イメージすることが出来ます。
傾斜とボールの曲がりを考える
グリーン上に立ち、カップとボールの間に、この曲線を
覚えておくと良い。
多くのアマチュアは曲がりを少なめに読むケースが多いにです。
それは、この法則を知らないからです。
カップとボールの間は、ボールが曲がり始める頂点を
見つけ、頂点はカップ2個だとすると、狙い目は、「倍の4個分」
「正確には4個と半カップ」が狙い目です。
打ち出されたボールが曲がり始めるのは、カップ手前3分の1
からです。
カップインした2mと4mのパットの起動
同じ傾斜の場合、ボール位置が倍に、離れた場合、狙い目は倍になるが
打ち出し角度は、同じと言う事になるそうだ。
他人のパッティングも要チェック
傾斜が微妙でラインが分からない場合は、多く他の人の
パッティングを見ておくと参考になります。
とくに同じようなラインで相手のほうが遠くから打つ場合は
転がるスピードや曲がり幅、カップ際の切れ方などがとても
参考になります。
相手が先に、ボールを打ってストレートにカップインした場合、
そのラインが中心軸になります。
その「中心軸」から、自分のボールが右にある場合は
「やや傾斜図」で示したように上りや、下りによって
曲がり具合は変わっても、フックラインになります。
仮に左に、自分のボールがある場合は「やや傾斜や、かなりの傾斜図」
のようにスライスラインになります。
これを知っただけでも、読みを絞る事ができます。
後は、上りか、下りか、を考え曲がり幅と
強さ考えるだけで良くなる。
入る確率がグッと多くなる。
イラスト:パットエイミング教本より
自分が打ったボールがカップに入らなかった場合
自分が打ったボールがカップに入らなかった場合の
返しのパットも、この中心軸を探します。
自分のボール位置が中心軸の「右か、左か」によって
どちらに曲がるかが特定できます。
これはを知ることで、かなり絞ることができます。
傾斜による曲がり幅は、大きめに見たほうがミスが少ない。
大きめに見た場合、ボールはカップに近づいて行きます。
カップの下に外した場合・・・?
俗に言うアマチュアラインは、ボールはカップから離れて行くからです。
注意点として
ティーグランドからグリーンに向かって、ゆるやかな上りの
ホールの場合グリーン上に上がると、奥に向かって少し上りでも
下って見えるような、目の錯覚が起きやすくなります。
登っているのか、下っているのかわからない場合
キャディに、「何処が一番高いか?、低い位置?」など
聞くのが早いです。
聞いてから周りを見渡し、遠目で山や
川など見るようにすると良いでしょう。
ラインがしっかり読めて思い通りに打てカップインしたときの
嬉しさは格別なものがあります。
このゴルフの喜びを味わうためも、ぜひラインの
『読み』を極めてみてください。
ー スポンサード リンク ー