ゴルフ初心者上達案内

トーナメントコースと一般営業コースどちらが難し?

プロのトーナメントコースは一般営業コースより難しい?

いつもテレビを見ていて思うのですが、トーナメントコースと
一般営業コースどちらが難しいのか?

またみんなからもプロのトーナメントコースは難しともよく言われます。
しかし本当にそうなでしょうか?

ハンディーキャップ5以下のシングルにとって
トーナメントコースの方が優しいのではと思うことがあります。

これはゴルフ道具についても言えます。

一般アマチュアは道具は選べるようにはなりましたが
一流プロのように道具を自分の好みにカスタマズは中々できません。

プロはパターから全てゴルフ道具に関してはチューニングしてもらえます。

 


 

ではトーナメントコースと一般営業コース何が
違うのでしょうか?

トーナメントのコースセッティングは難しい状況というよりも
「フェア」な状況を人工的に作ったものだと言えます。

オーガスタナショナルの早くて硬いグリーン
この16番ショートで2016年、ドラマがありました。

スクリーンショット 2016 10 26 13 20 24

具体的には・・・?
 

  • コースの距離が長い
  • 高速で素晴らしいグリーンに仕上げている。
  • バンカーのライ、砂の量が良い体にしてある。
  • ラフとフェアウェイの違いがかなりある。
  • 状況に応じてティーの位置が大きく変わる
    (雨が強い日などは短くしたりする)
  • ピンポジションが難しい位置に切ってある。

 

だいたい、このようなことでしょうか?

多くのゴルファーは「プロは素晴らしい技術を持っているため
トーナメントのコースセッティングはすごく難しい」と思っている
と感じます。

しかし決してそうではありません。

トーナメントコースと、一般営業のコースを比べた場合、
難しい部分と、そうでない部分、両方が存在すると理解
してください。

 

トーナメントコースのキーワードは「公平性」になります。

大きな賞金がかかったトーナメントコースは「公平」である必要が
あります。

難しいにしても、そうでないにしても「公平性」が最も大切な
事柄になります。

 

ではトーナメントコースは何が難しいのでしょう?

一番は「距離の長さ」です。

特に男子ツアー会場は世界的に年々コースが長くなっています。
男子プロはドライバーで平均280ヤード以上の飛距離を持った

ツアープロが戦うため、一般営業コースでは経験できない
コースの長さになります。

 

2015年全米オープン
 

通常レギラーティからプレーするゴルファーがこの条件で
プレーすると、パー4がパー5のように感じると思います。

次にあげられるのは、ラフの長さでしょう。

メジャートーナメントになると人工的に難しくするために
ラフを長くします。

グリーン周りのラフは芝目の一定にせずに、予測不能な状態を
作る場合もあります。

 

スクリーンショット 2016 10 26 13 29 28

 
またティショット落下地点の両サイドのラフを伸ばしたり、狭くしたり
して使用クラブを限定し、ナイスショットの確率を低くしています。

そしてグリーンのスピードやコンパクション(硬さ)意図的に
作ります。

 

やさしい項目は?

バンカーは一般営業の方が難しくなります。

その理由はセルフプレーが多くなり、バンカーの砂を均さない
ゴルファーが多く、足跡も残っています。

これはプロがやってもうまくいかないでしょう。

また一般コースでは砂が入っていたり、入っていなかったり
均一ではありません。

ツアープロは砂の質や量をバンカーごとに確認しますし
砂が入っていたり、入っていなかったりするといった
イレギラーがないようにしてあります。

 

フェアウェイもトーナメントコースは綺麗に整備されています。
一般コースは、目土が多かったりディッポトも多く、芝の状態が
一定ではありません。

グリーンについても硬くて、止まりにくいといった点や
早いといった面がありますが、その分ラインが読めれば

パターは短いストロークで、慣れれば入る確率は高くなります。

一見難しく感じますが、ローラーで表面を綺麗に整備された
グリーンは逆に優しいとも言えます。

特にショートパットでハイレギラーが起きにくく、名手は
1パット領域が長くなります

プロがトーナメントする時期は4月から11月までになり
ゴルフコースが一番良い状態の時期です。

 

しかし一般ゴルファーはオフシーズンにもゴルフはします。
12月から3月のこの期間はコースに行くにしても状況的に良いスコアは

出にくいといったことも理解すべきでしょう。

スクリーンショット 2016 10 26 13 43 43 1

 
この時期はプロがラウンドしても、ビックスコアは出にくい
時期と言えます。

ですからトーナメントコースが一概に難しいとは
言えません。

事前にキャディーがそのコースの初日から最終日のピン位置や
どこで皆スコアを落とすか調べ上げ、事前い練習して、本番に

望めるわけですから、一般ゴルファーも情報がある程度事前に
つかめてグリーン周のラフからのアプローチの練習や、バンカーからの

テストができれば、スコアは違ってくるでしょう。

ほとんどがコースに出て一発勝負する一般ゴルファーは
良いスコアが出るはずはありません。

こんな違いを感じます。

 

 

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