ショートパットでのミスは?
ドライバーでのミスはセカンドショットやアプローチでリカバリーすることができます。
ショートパットのミスはスコアに直結しリカバリーできません。
カップに近い場所でのミスほどリ取り返しが難しく
スコアダウンに直結します。
ジャック・パークの言葉にこんなのがあリました・・・
あなたの14本のクラブの中でボールをカップに入れるのは、パター
だけであるのに、なぜパターの練習は、おろそかにされるのか?
この言葉はうまくなればなるほど、心に響きます。
目次
短いパットを外すのは肩に問題あり・・・?
1メター以内を外すのは色々な原因が考えられますが
入れたいという気持ちが、集中できずに小手先で入れようとして
無駄な動きが原因です。
カップにいつも確実に沈めるためには、ボールに当る時のパターフェースの
向きを、意図したラインに対して常いスクェアーにしておくことが先決条件です。
そうするためにパターの名手の大半は振り子型で、腕と肩に頼ったストロークを
採用しています。
このストロークを見ていると、アドレスで腕と肩の間に作られた
3角形は、頭を軸にして動き、インパクトをした後も崩れません。
ラインに対してパターフェースをスクェアーに構えて、この構えでストローク
した場合、パターの迷いがありません
これで外れた場合、ラインのよみが違っていただけかと自分に
納得できるからです。
小手先で打ってしまい色々なミスが出ると結果的に顔が動いたとか、芯を外した
ラインを読み違えた、ボールを強く打ち過ぎたなど、色々な原因が
心に不安を引き起こしショットも乱れることになります。
肩と両腕の3角形でストロークしたい
両肩でストロークする”振り子型”ストロークの利点・・・
パッティングでは動くところが少なければ少ないほどストロークは簡単になるのです。
アドレスで両手の平を合わせて、そこで手と腕と肩で出来る3角形に注目し
下半身を完璧に静止した状態で、その3角形が左右に動くように両肩を
揺すってみます。
体をホールの方に開かずに、ターゲットラインに対してスクェアーな胸の
位置を維持しながら、3角形の振り子が左右する動きを肩で作り出します。
この動きが一番シンプルな動きでパターヘッドをコントロールし
インパクトからフォローまでパターをライン上に保ってくれるのです。
パターヘッドが減速するのは手の動き・・・?
インパクトからフィニッシュにかけて起こる、不必要な手首の動きほど
パッティングのストロークの安定性を損なうものはありません。
この問題は肩の動きが止まるか、減速した場合に起こります。
このようなときにどうしても小手先を使ってしまいます。
このようなミスはパッティングの力加減に影響し、距離感を手の
力加減で調節してしまい、その後の対処が難しくなります。
方向性と、パッティングの力加減を判断することが問題になってきます。
ボールを叩く強さがこの種の手首の動きいかんで推測不能となるため
自信を持ってパターをリリースすることができなくなります。
ショートパットを安心してストロークするには
両肩でストロークすることです。
左の肩と腕で引き、右の肩と腕で押す
ショートパットのアドレスを作り、その姿勢からテークバック無しに
ボールをカップにめがけて”払って”みる。
フォローを左の肩と腕で引き、ながら、右の肩と腕で押すのです。
パターを左の足を越えて加速する時、左手首を固定することに集中します。
ボールを押し出した後、ボールの先10センチにパターヘッドがスクェアーに出て
いるかどうか確認します。
こうすることで手首をこねることが無くなります。
ボールの10センチ先に出すことに集中することで、顔をすぐ上げることもなく
ショートパットが入ります。
パターの動き
首を中心に肩と腕でパターを真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ出すには、フェース面を
常にスクウェアに保つことの出来る下の図、インライン・パッティング・ストローク
で振る必要があります。
ストロークを通じてフェースが常にスクウェア に保たれます。
しかし意識する、しないにしても普通はパターを スクウェア ・オープン ・スクウェア
からフェースがクローズド というスタイルで振る人がほとんどです。
一番、無理がない振り方と言えます。
但しこの振り方はフェースがストロークを通じて スクウェア ・オープン ・スクウェア
からフェースがクローズドという一連の動きをすることになります。
ターゲットの方向に正確にボールを打ち出すためには パターのフェースが
スクウェアな状態の時にボールを ヒットする必要があります。
それだけタイミングが必要になり、ロングパットでは向いていますが
ショートパットでは、パットを外す可能性が大きくなります。
実際にパターを持ってストロークしてみればわかりますが、肩と腕で
3角形をキープして、フェースをスクェアーに保ったまま大きくストローク
することは変な動きになり、難しいことがわかります。
実際プロのストロークを見てもロングパットは大型ヘッドのパターを
使用している人でも、スクウェア ・オープン ・スクウェア
からフェースがクローズドになっています。
僕自身は1~2メートル以内はストロークが小さいので、肩でストロークし
パターのフェースをスクェアーに保ったままストロークするイメージで
しています。
ロングパットは肩でのストローク、プラス少し体の回転も入るため
スクウェア ・オープン ・スクウェアからフェースがクローズドが
自然と思いそのようになっていると思います。
ショートパットは断然、肩と腕で振り子のようにストロークを心がけると
ラインさえ合っていれば入ります。
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