昔のイギリス?ゴルフウェアについて
ゴルフファッションも大きく変わってきました。今また昔のゴルフ道具やファッションでゴルフをする会みたいなグループが出てき楽しそうです。
やはり男性でしたらニッカーボッカー(通称:ニッカポッカ)が有名でしょう。今日本のゴルフショップでは手に入りません。登山用品に行くと手に入りそうです。
英語では「英語では「Knickerbockers」と表記され、「ニッカーボッカーズ」と呼ぶのが正確です。
ニッカポッカとは、ニッカーボッカーズの略したものと考えるとわかりやすいですね。
目次
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ニッカーボッカー(ニッカースラックスとも言います)
英国では、ゴルフの正装として履かれていましたのでゴルフ場で履いても、もちろん大丈夫です。僕も、スコットランドのセントアンドリュース オールドコースに行ったときはゴルフショップでニッカーボッカーとハンチング帽子を購入し着用しました。
プロの試合で必ず着用していた有名なプロは・・・ ペイン・スチュワート(William Payne Stewart)です。惜しくも事故で他界してしまいましたが、とてもかっこよかったです。
実は美容クラブと呼んでいた、美容師のゴルフ会がありました、ペイン・スチュワートと同じ様にいつもニッカポッカとハンチングをかぶってプレーして美容師がいました。その当時少し日本では浮いていた状態です。
ペイン・スチュワート紹介
ウィリアムペインス・チュワート(1957年1月30日-1999年10月25日)は、彼のキャリアの中で3つの主要な選手権を含む11のPGAツアーイベントで優勝したアメリカのプロゴルファーです。
42歳、ペイン・スチュワートは、1989年のPGAチャンピオンシップで最初のメジャータイトルを獲得しました。
ペイン・スチュワートはギャラリーに特に人気のゴルファーでした、彼のニッカーボッカースタイルに憧れたのでしょう。当時、最も優雅で滑らかでスタイリッシュなゴルフスイングとも言われていました。
彼は、ニッカーボッカーのクロスであったアイビーキャップとパターンパンツの華やかな装いのために写真家のお気に入りでした。
ニッカーボッカー着用について
僕のニッカーボッカー着用はシングルになってから・・・日本でも時々着用していましたがファッションが特別に目立って、スコアを90以上叩いていた時など、かっこ悪くて恥ずかしい気持ちになっていました。
しかしイギリスやスコットランドではその当時、着用している人多く見かけ、中には旅行者もショップで購入し、その時代の気分を味わいたいといった。僕のような人も多くいたのでしょう。
ニッカーボッカーには・・・?
ニッカーボッカーにはハイソックスを合わせるのが正装です。また帽子はハンチングがベストマッチングであり、スコットランドのような海に近いところで風がものすごく吹き荒れるような場合は、ハンチングの、ひさしが短いものが飛ばされずに効果があります。
時には帽子のひさしを後ろに向ければ強風でも大丈夫です。
ニッカポッカの歴史
ニッカポッカの歴史は、中性ヨーロッパの時代に履いていた「ブリーチズ」という半ズボン形式のズボンまでさかのぼります。
オランダ人が移民としてアメリカへ渡った1700年代末期の頃にブリーチズもアメリカへわたり、アメリカ国内で普及したともいわれています。
裾が邪魔にならないため、野球、自転車、ゴルフ、乗馬、登山、狩猟、軍隊などでニッカポッカが愛用され、それが日本にも普及したという説です。また、お祭りの神輿の担ぎ手などの着物や股引などがルーツともいわれています。
そう言えば昔の野球のユニホームはにた感じでした。
日本では、とび職や職人がよく履いています。
あのダボダボしたニッカポッカを穿く理由はカッコいいからではなく、職人の仕事内容を大きくサポートしてくれる機能性が認められていて多くの職人に愛されています。
1.足にまとわりつかず動きやすい
2.危険から足を守る
3,風の強さを周囲に知らせることができる
大工さんやとび職人は高所での作業がとても多く、1日中高所で作業する事も日常茶飯事です。そんな高いところでは風の影響をもろに受けます。作業場では、強風の時は作業を中止する事があります。
ですので危険を感知する目的も合ったのですね。
今では逆に事故につながるや、ニッカポッカを履くと柄が悪く見えることが多く、印象が良くない事でなどで、大手ゼネコンが禁止しています。
このままニッカポッカをなくなってしまうのは、僕は寂しい限りです。
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