パター上達 フックライン、スライスライン(傾斜)を考えてみよう
ゴルフの中でパターがスコアに直接関連し『考え方メンタル』が最も
影響すること、傾斜にも色いろあることは前回お話ししました。
目次
傾斜(ライン)について。
- 登りのストレートライン
- 下りのストレートライン
- フックライン
- スライスライン
以前、ライン(傾斜)パッティングの軌道の見つけ方を説明しました。
フックライン
フックラインにも登りと、下りが有ります。
フックラインは、軌道の決め方のところで説明したように曲がる頂点を
目標に、ラインを決めスタンスを取ります。
もちろん左足上がり、左足下がりや、前上がり、前下りもあり、
ラインによって体重の掛け方や距離感は気をつけて打たなくてはイケません。
フックラインで気を付けることに、プロラインとアマチュアラインと
呼ばれるものがあります。
あくまでもプロラインにボールが行く事を考えなければなりません。
フックラインは登りでも、下りでもタッチ(距離感を合わせる)
ことが大切になります。
タッチを合わせるとは?
タッチを合わせるとは傾斜によってカップ近くに、ボールを寄せることを言います。
あたりまえの事ですが、この事を忘れる人が多いのです。
それはボールをカップインさせたいからです。
1週間に1回ゴルフをしている人でもカーブするラインを入れることは
非常に難しいことです。
完璧にラインを読み、目標ポイントを通過しタッチがあったとしても
入る確立は上がりますが、入るわけではありません。
芝目や、カップ周りの、凸凹までも味方してくれないと入りません。
ほとんど偶然が重なったようなものです。
ですからプロがプレーするような完璧に整備されたグリーンでしたら話は変わりますが、
普段、我々がプレーするコースでは、大会が無い限り、芝を痛めないよう芝を長くし、
柔らかくセッティングされていて、多くの人が歩くことで凸凹がついてしまいます。
ですからカップインさせることは、神に祈るようなものと考え、カーブラインに
ボールが残ってしまった場合2パットで上がることを考えるべきです。
それがスコアを良くして、ショットも良くすることになります。
プロラインとアマライン
プロラインとは下記の図のようにカップの右を通るラインを言います。
カップに近づくと覚えることです。
逆にアマラインはカップの左を通るラインですが、フックラインの傾斜がキツイと
カップの左を通るラインはボールがカップから離れていってしまいます。
アマラインは、カップからはねれ、返しのパットの距離が残ると覚えて下さい。
3パットになる危険性が多くなる事になります。
プロラインを狙ってカーブをふくらませて考えることが、ボールをカップの
近くで止めることになります。場合によっては、人転がりして入ることも
あります。
この考え方の違いがスコアを良くするポイントになります。
カップの位置で止まるように打つことです。逆にこのように打つことで入る確率も
多くなります。ですからプロラインと呼ばれるのです。
ボールがカップの左を通ってしまうと、カップからボールが離れていきます。
ボールに勢いが、つくとカップからドンドン離れていき、長い距離を残すことになるのです。
3パットだけは避けなければいけません。
引っかけを防ぐ方法
構え方とラインの取り方を注意することです。
構え方は目標ポイント(ボールが曲がりだすポイント)に肩のラインが
目標ラインに正対させ、パターのフェース面をラインに対して直角に
することです。
パターヘッドのフェース面も、目標ラインに直角に合わせ、急な傾斜になればなるほど、
ヘッドのソールを傾斜に合わせることです。
こうすることで少し平らなところより、手の位置を、少し下におろします。
ハンドダウンに構えます。
こうすることでフェース面が傾斜に沿った形になり、傾斜に沿って
ストロークがしやすくなります。
なをかつパターの芯より少しパターヘッドの先よりに、ボールの位置を移動
して構えます。
一番いけないのがパターの芯より根元側で打つことです。するとパターが、
かぶってしまい引っかけが起きます。
フックラインはどうしても意識的にフォロースルーを右に押し出しやすく
なります。
その分の修正として少しボールをトウ側にずらすことで根元側に
打ったとしても芯でヒットすることになります。
最悪の引掛けのミスを防ぐことになります。
ボールをずらした所で打っても、ややボールが右に行きますが
曲がりも大きくなり入る確率や、プロラインに行くことが多くなります。
フックラインの左足上がり
フックラインの左足上がりは打ち上げになりますので体の重心も右足になり
体も傾斜の傾きに合わせる事になります。
体を傾斜に合わせることでフォロースルーも取りやすくなります。
パターのフェース角度が大きくなり、ショートしやすく登りのラインは
向こうの壁に当てるようなイメージで打ちます、ストロークは
バックスイングをやや大きめにする、気持ちを忘れないことです。
スライスラインの打ち方
スライスラインは逆に、ハンドアップ気味に構え、ボールを芯よりパターヘッドの
根元側で構えます。
パターのフェース面を傾斜に合わせるにはハンドアップにします。
傾斜による心理的影響で、ボールが右に行くように思え、フォロースルーを
インサイドにひきやすくなる分、ボールの位置はパターヘッドの根元側にセットします。
ハンドアップにして、根元側に芯を少し外すことで、芯で
ヒットすることが多くなり予想より曲がりが、少なくなります。
左足下がりのスライスライン
また左足下がりのスライスラインの場合ストロークのバックスイングを
小さくして、手首やスタンスをシッカリ固定して、肩で押し出すように
ストロークすることです。
アイアンのスイングで前上がり、前下り、左足上がり、左足下がりに,よって
番手を変えたり傾斜によって体重移動や、打ち方が変わるようにパターも
打ち方を意識する必要があります。
このようなことを頭に置いて練習することで3パットは、かなり少なくなります。
残念なことにスイングや、ストロークするときは1つ〜2つのことしか考えられない
ので日頃から傾斜を見たら、このことを気をつけて打とうと決める練習も必要です。
パターの順番待ちの間にフックラインはカップを過ぎてどの位カップから
離れて行ったかをみて参考に目標ラインを設定します。
順番待ちの間に何を重視て打つかを決めるだけでも3パットは少なくなります。
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