ゴルフパッティングストロークの練習方法
初心者のうちは、アプローチよりもパターのほうが簡単と考えがちだが、しかし経験を積むにつれ、パターがいかに難しいかがわかってきます。
パターはプロでさえ悩みます。それはなぜなのでしょうか?
それを上達させるにはどんな練習をすればよいのでしょうか?
今回はパターの正確なストロークについて考えてみます。
- 自分に逢ったパター選び
- パターの姿勢(パッティングフォーム)プレショットルーティン
- 距離感をやしなう
- 正確なストーローク
- 軌道
- パターの芯で捉える
- メンタル(心の持ち方)
パターは、一件簡単に思えますが実は奥が深くメンタルが一番左右すると言えます。
目次
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練習方法、正確なストローク
正確なストロークをするためには、正確にストロークできるようなパッティングフォーム(姿勢)をとらなければなりません。
方向どりは、フルショットの時と同じように目標ラインに合せて平行に取ります。
足のつま先、膝、方のラインすべて平行にします。
体もパターフェースもすべて目標ラインとスクエアーにします。
ストロークの仕方
肩と両腕の形を保って、両肩でコントロールする“振り子型”でストロークします。
手のひらを合せて形を崩さず、左右に動くように両肩を揺すってみると、手と腕と、肩が一緒に動く一体感が得られます。
イラスト引用:デビットレッドベター・アスレチック スイングの完成
パターは何度も言うようですが体の動きは最小限に、動かすのは手と腕と肩だけです。体重移動もしないように、足を踏ん張ります。
ストローク中に強く打って、手首を動かすことは最悪です。
手首をいかに動かさないようにするかで、皆グリップの仕方を色々模索するのです。
今の段階では何も考えずに掌を合わせてストロークするようなイメージで行なって下さい。
< 距離がバラバラで3パット
距離感をやしなう練習の仕方を説明しましたが、ストロークするときに、力加減で打つと距離がバラバラになります。
ストロークで打つ練習をして下さい。
何回ストロークしてもボールを芯で打てるように、そのためには無駄な動きと、体の筋肉の緊張を一定に保つことです。
壁などに向かってパターヘッドの先をスレスレに構えストロークをしてあなたの筋肉に正しいストロークと軌道を覚えこませることです。
ストロークはなるべく考えることを少なくシンプルにストロークできるようになりたいものです。
完成されたストロークを身につけるために
パターのストロークを完成させるためには、自分の動きを理解することになります。まずバックスイングは何をキッカケに始動するのか、バックスイングは左手で押す?
右手で引っ張る?
打つときは左手主導?
それとも右手で打つ?
その時フェースの向きを、変えないように何に気をつける?
バックスイングの時、何を見てる?
ボールのどっちを見ている?
打った瞬間、自分の目は何処を見ている?
と上達するほど考えて行くようになります。うまくなればなるほど、ストロークに悩むのです。
僕は今どうしているか?
ちなみに僕はバックスイングでは、右手人差し指で引くようにしています。
始動はよくドライバーを打つように前側に一回押してからバックスイングを始動している人が多いです。
この場合パターフェースのロフト角が立つことになるので、ロフト角を
変えないように、僕は人差し指で引くイメージで始動します。
ボールをヒットするのは、普通左手リードが良いとせれています。
そのために逆オーバーラッピング、グリップで握る人が多くいます。それは左手主導で打ちやすいからです。
しかし僕は、右手主導で打っています。何年も掛けてこのストロークに落ち着きました。
ストロークの練習
何を重点に練習するか?
もちろん目標ラインに沿ってクラブヘッドを完璧に動かすことだと思います。
そのためには目標ラインに対してパターヘッドの、芯がラインからはずれないように、することです。
ヘッドの向き、インパクトの瞬間、目標ラインに対してヘッドがスクエアーになっていることが大切です。フェースをスクエアーに保ったままフォロースルーを大きく取ることは、不可能に近いぐらい難しいです。
僕がピンタイプのパターを選んだ理由はインパクト後のヘッドの向きをスクエアーに保たないで打てるからなのです。
プロのパターヘッドを見てみてもインパクト後パターヘッドがスクエアに保たれている人は少ないです。
パターによって描くカーブが違います。
自分の打ち方はどうなっているのか、見てもらうと良いと思います。
大きくカーブを描くか、直線的に打ているのか、これによってパターが変ります。
次にスタンス幅(足と足の幅)パターは大きくスイングするわけではないので、肩幅より少し狭く構えるのが標準になります。
もちろん松山英樹プロの様にスタンスがを広く取る人もいますが、広く取った場合,下半身は安定して風にも強くなりますが、柔軟性が必要になります。
ある一定年齢になった人は,狭めがストロークしやすくボールの位置も同じポジションに置きやすくなります。
広く取ったり狭くしたりして、はじめはどちらが正確に打てるか試して、決めていくといいでしょう。
体重は両足の中心が基本ですが、中心に置くと微妙に体重移動を行っている事に気がつくはずです。
< 体重移動について
多くのプロやトップアマチュアが体重を左足体重にしています。
これは重心を移動させないで一軸で正確に打つ為です。
結果的にボールを芝目に負けないで転がりを良くするにはパターの芯でとらえる必要があります。
重心移動をさせないことが毎回正確にストロークできるからです。
ボールを縦回転にするにはボールの、芯とパターの芯でヒットする事が一番、芝目に左右されない事になります。
ウエッジでアプローチショットも左足体重でウエッジの芯でいつもヒット出来ると距離感が合うようになります。
ウエッジでアプローチを打つのと同じと言えます。
ストロークによってパタ選びは違ってきます。
ストレートの軌道の人はマレットタイプが向いています。
フェース面を変えず真っ直ぐストロークできるタイプのひとはフェース面が、机の上に置いた時、上を向くマレットタイプのパターが向いています。
大きいヘッドは、スィートスポットが広がり、動きが抑制されますので、真っ直ぐ引いて、フェース面を変えずに真っ直ぐストロークする
オートマティックにストローク出来る人に向いています。
ボールは真っ直ぐ転がりやすくなると言われています。
マレット型はカマボコ形をしたパターです。
重心が、後方にあるので、重心深度が深くなりパターが左右にぶれにくいため振りやすく、緊張した時もヘッドのブレを気にしなくストローク出来、今プロの間でも人気のあるパターです。
反面、操作性は難しくなり、繊細さやフィーリングにこだわる人には向かないです。
カーブを描くストロークのパター選び
カーブを描く人はL字型や、ピン型パターが向いています。
机の上にパターをおいた時フェース面が下をむくようなパターです。これはドライバーや、アイアンもフェースが下を向き同じようにカーブを描くスイングに向いています。
ピン型は、面が長く、重心距離が適度にあることで、スィートスポットが広く、フェースを感じながらストロークしやすくなっています。
操作性が良いので、フィーリングを大切にする人や、初心者にもお薦めです。
ストローク練習
前にも説明しましたが家の壁にパターヘッド軽く触れさせ、練習は振り子のようにストロークして壁に軽く、スレるようにして、軌道を安定させます。
実際のグリーンでもパターの縦幅、スレスレに、ティーを2本立てその中をティーに触れないようにストローク練習します。
実際ストロークで、耳を済ましてボールをヒットする音で感じることも大切、今のパターはあまり音がしなくなってきた。
正確なストロークと距離感に欠かせないボール選び
ボール選びは、パターでの感触と、距離感が合うボールを選ぶことがスコアアップにとって重要と考えています。
ボールも製造過程で重心がずれていたりすることも多く、正確なストロークをしてもよれて曲がってしまったりします。ですからボール選びも慎重にすることが大切です。
僕はパターの感触と距離感があうボールから選んでいます。もちろんパターの材質によって感触は変わります。
タイガーウッズは速いグリーンやタッチを大切にするため、材質をジャーマンステンレスを使っていることで有名です。
練習を積み重ねるとパターとボールが接触する感覚がわかるようになります。
あまりカチンと弾いてしまうようなボールは僕にとってコントロールしにくく、アプローチでの距離感もスピン量がまちまちになり、あいません。
ボールが早く転がるボールと、回転が遅いボールとでは、速いほうが、曲がりにくく、カップインの確率が上がります。
クラブとボールのどちらの、相性で決めるとしたら、パターとの相性で決めるのが得策です。
できるだけパターが決まったらパターは変えるべきでないと思います。
変えることでパターとボールの感触や音、転がりが変わるからです。
またパターの癖を知った上で利用できるぐらい、使いこなすべきと
個人的には思っています。
ドライバー選びはボールを選んでからでいい?
そのぐらいパターのストロークや距離感は大切です。
現に1mのパターを外してショットも乱れてくるプロが多いのです。パターは技術だけでは無く精神的にも影響を及ぼします。
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