ミート率を上げる方法
例えばミート率を上げると、ドライバーの飛距離は
どのくらい変わるのでしょうか?
ドライバーの飛距離を決めるのは、ヘッドスピードと
次の3つの要素です。
- ボールの初速
- 打ち出し角度
- スピン量
その中で・・・?
ミート率を上げると、例えばヘッドスピード39m/sのゴルファーが
ドライバーでどのくらい飛距離を出せるのでしょう。
普通よく言われるのが「ヘッドスピードの5倍が飛距離」といわれていおます。
しかし最近は、クラブの進化で6倍ぐらいと言われるようになりました。
目次
ヘッドスピードと飛距離の関係
ヘッドスピードと飛距離の関係は・・・?
- ヘッドスピードが39m/s・・・234ヤード
- ヘッドスピードが40m/s・・・240ヤード
- ヘッドスピードが42m/s・・・252ヤード
- ヘッドスピードが45m/s・・・270ヤード
と言った計算になります。
しかし実際は毎日練習できる環境でないと
ここまで飛距離は中々コンスタントに出すことはできません。
ミート率の算出方法は・・・?
ミート率=ボール初速÷ヘッドスピード
アマチュアのミート率の平均は、おおむね1.35~1.39ぐらいです。
一方、プロの場合は1.40~1.45を超えるぐらいの数値がいわゆる平均値です。
ですからアマチュアの場合は1.4弱の数値を常に安定して記録できる人は
かなりの上級者といえます。
ちなみにPGAツアーで活躍する松山英樹選手のミート率は平均で1.53くらい
と言われています。
女子プロゴルファーはパワーがないのに、飛距離が出たり
男子プロゴルファーが300ヤード以上も飛ばす・・・秘密は
「ミート率」にあるのです。
ドライバーのミート率を上げる練習
ミート率を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?
次の3つを、ひたすら小さなスウィングを練習することです。
- ハーフスウィング
- スリークォータースウィング
- フルスウィング
ミート率を上げるには、当たり前の話になりますが
ボールを芯で捉える必要があります。
しかし、アマチュアゴルファーの多くが、飛ばしたいとき
大きなバックスウィングをし、クラブを大きく振り回します。
-
- フルスウィング(オーバースウィング)フルスイングは、体重移動や軸のブレが
大きくなる原因となります結果的にミート率を下げる原因となります。
- フルスウィング(オーバースウィング)フルスイングは、体重移動や軸のブレが
-
- 体重移動 上下左右の体重移動
- スイングプレーンのずれ 前傾姿勢の崩れやプレーンがずれることで
スウィングが安定してアドレスに戻ってこない
これらがミート率を大きく下げてしまう原因です。
クラブを大きく振ること自体はより大きな遠心力を生み出す
という意味では、間違った動きではありません。
しかし野球のホームランバッターをみてください。
バックスイングはとても小さく、そこから大きく
振り抜きます。
ゴルフもミート率を上げるにはバックスウィングを大きくする事
よりも大きく振り抜く事です。
ハーフスイングの練習
ドライバーでハーフスウィングを徹底して練習します。
ここで力の入れる所や、インパクトの瞬間など
感じることが多くあります。
腕に頼って強く降れば、チーピンやスライスなど
出てしまいます。
タイミングよく腕や腰の回転、体重移動など感じると
クラブの芯で捉えることができるでしょう。
手元の動きと下半身の動きが「同調」していない場合は
振り急ぎや振り遅れによってミート率が下がりやすい
スイングになっている可能性があります。
ハーフスウィングを繰り返すことにより芯でボールを捉える
ための技術的なコツや体の中心でボールを捉える感覚が徐々に
掴めてきます。
前傾角度を崩さず、アドレスした位置にしっかりと
クラブヘッドが戻ってくるようなスイングが理想的です。
スリークォータースウィング
スリークォータとはフルショットの4分の3の振り幅で
打つショットのことです。
時計の針で言えば9時から3時のショットになります。
フルショットより確実にミート率は良くなるでしょう。
フルスウィング
フルスウィングで注意するべき点は?
バックスウィングを、飛ばそうとして大きなバックスウィングを
しないことです。
今までのショットがトップで12時〜フニッシュで9時のような
スウィングから脱皮して・・・・
トップを9時〜フニッシュを12時になるように
大きなフニッシュになるようにします。
結果的にインパクトでのパワーが増して、しかもミート率が
上がり飛距離が平均的に伸びるようになります。
パク インビー スウィング動画
女子プロ世界NO.1 パク インビー の素晴らしいスイング動画
コンパクトな、軸のぶれがない再現性の高いスウィングです。
だから世界で優勝回数も多いのでしょう。
このスウィングをイメージして、ご自分のスウィングをチェックして
見てください。
クラブのミート率を上げる方法
ある程度練習したところで、より一層ミート率を上げたいときに
取る方法。
クラブを短く持つ
ミート率を上げて正確性をます方法は「クラブを短く持つ」と
いうことです。
どうしても飛ばしたいときは、クラブを長めに持ってスウィングを
大きくしがちですが、グリップを指2本分ぐらい短く握ることです。
ミート率上げることで、マン振りして芯を外しているより
飛距離は出ます。
プロゴルファーでも、よく試合で見てみるとドライバーを指1本分ぐらい
短く持ってスウィングしている人は多くいます。
コースでドライバーを短く持って打って見てください
意外と飛んでることに驚くことでしょう。
コンパクトなスイング
飛ばすにはよく体重移動が大切と言われていますが
韓国女子プロを見ても、体重移動をしないように打っています。
ましては練習量の少ないアマチュアにとって大きな体重移動は
ミート率を下げます。
コンパクトなスウィングと自分の体の軸をブラさないで
前傾角度も崩さないようにスウィングすることを心がけてください。
再現性が上がることでミート率は上がります。
スイング軌道
基本的なことですがスウィングどうをチェックしてください。
クラブをインサイドに引きすぎていたりアウトサイドに上げすぎてたり
スウィング起動が外れることは弾道がぶれ、ミート率も下がります。
スウィングプレーンについて参照 :スウィング プレーンとは?
携帯アプリ等で正面からの軸のブレと
サイドからスウィングプレーンをチェックできます。
もちろん前傾姿勢がスウィング中に崩れていないか
自分でチェックできますので、見て見ましょう。
このチェックでスイング起動や体の軸、前傾角度が
保たれてスウィングできれば、コンパクトでブレのない
スウィングの完成です。
ミート率は確実に上がります。
ミート率を上げるためのおすすめ練習器具3選
ー スポンサード リンク ー