大きな違いは?
バンカーが苦手な人に取って、バンカーショットを打たずに済ませる方法は無いかと頭を抱えた人も多いハズです。
今年の1月1日から施行される新ルールでは・・・
バンカー内の「アンプレヤブル」の処置に、「2罰打の付加」ですが、ボールとホールを結んだ後方線上の、「バンカー外」のスルーザグリーンにドロップできるようになリました。ドロップの仕方も膝の高さからOKです。
例えば、タフなアゴの真下に打球が突き刺さった、というようなケースでは、バンカーから脱出するまで2打以上かかることもあるでしょう。今年からはこの救済処置を選ぶことができます。
目次
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バンカー内の今までのルール
バンカー内で打ちたくない場合は・・・?
今までのルールでは「アンプレヤブル」にして元の場所から打ち直すしかありません。バンカーショットが苦手な人なら、バンカーの外から打ちたい気持ちは分かるでしょう。
いわゆる“目玉”のライからバンカーショットをせずに済ませるには・・・?
ルール上は「アンプレヤブル」(1罰打の付加)の処置を選択するしかありません。ただし、その場合はボールのある場所から2クラブレングス以内で、かつホールに近づかない所にドロップ。もしくは、ボールとホールを結んだ後方線上に、やはりドロップをすることになります。
しかし、これらの処置はいずれも・・・「同じバンカー内にドロップ」しなければならず、そのため、再度“目玉”になるリスクがあります。
もうひとつは、やはり「アンプレヤブル」の処置で、最後にプレーした位置に戻って、そこから打ち直す方法もあります。
ですが、この場合、最後にプレーした位置が近ければよいのですが、遠くまで戻らなければならないときは、プレーの進行上からお勧めできません。
ちなみに、バンカーショットを一度失敗したあと、「やっぱり、無理。前の位置から打ち直したい」と思ってもそれはできません。「アンプレヤブル」で戻れるのは、1打前の場所だからだ。
なので、バンカーショットが苦手な人は、アゴの高いバンカーでは、直接グリーン方向を狙わず、アゴの低い、ヨコとか後ろに“脱出第一”で回避するのがベターな選択として選ばれていました。蛸壺バンカーなどではプロでもその様な選択をしていました。
バンカーは2罰打で外から打てるゴルフ新ルール
バンカー外から打つこのルール変更は、大きいのでは無いでしょうか。
バンカーなどのハザードでは小石や葉っぱといった「ルースインペディメント」を取り除くことが可能になり。また、バンカーに入ったボールをアンプレヤブルとしてボールを拾い上げ、救済を受けられます。
球が止まっていた位置とカップを結んだバンカーの後方延長線上に球をドロップし、2罰打を加えてプレーを続行できます。
ルールを良く理解して、生かすことでスコアアップも期待できるかもしれません。
バンカー内のプレー
バンカー内のプレーでの禁止行為は・・・?
バンカー内では、 砂に触れることに対する規制が設けられている点がです。
禁止行為として 具体的に説明
(1) 砂の状態をテストする目的で 手、クラブ、レイキなどで 砂に触れること
(2) クラブで砂に触れること。加えて (2) については さらに詳細に その禁止行為を 次の通り 規定している。
(a) ボールの前後にソールすること
(b) 練習スイングで 砂に触れること
(c) バックスイングの時に砂に触れることこの 3 点です。
従って、これらの理由以外で、 砂に触れることは 原則 ペナルティにはなりません。
新ルール砂に触れても良い場合
ルールブックは 別途 砂に触れてもペナルティにならない具体的な行為を 以下の通り 列挙しています。
(1) 練習スイングや そのストロークをするために足を潜り込ませること
(2) コースの保護の目的で バンカーをならすこと
(3) クラブ、用具、その他のものをバンカー内に置くこと
(4) 規則に基づいて 計測、マーク、拾い上げる、リプレースするなどの行為
(5) 休むためにクラブに寄りかかる、バランスを保つ、転ぶのを防ぐなどの行為
(6) イライラして または 怒って砂を叩くこと
これらの 6 点です。
新旧ルールの相違点動画
新ルールでは 砂に触れなれないのが 前述の禁止行為として 具体的に説明の箇所、旧ルールからかなり規制から緩和された。バンカーなどのハザードでは小石や葉っぱといった「ルースインペディメント」を取り除くことが可能になリました。
旧ルールでは砂に触るとペナルティになるケースがほとんどでした。しかしルールがシンプル化され、その変更点の動画です。
複雑なルールを簡素化することによってゴルフ人口の拡大につなげる狙いがあるように思う。
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