ゴルフを理解するだけで100切りが簡単になる
ゴルフで100を切るには基礎練習も大切ですが、まずはゴルフというスポーツの
コツを知ることが「全て」と言っても過言ではありません。
野球でホームランを打つような長打力を持つには、技術的コツは無論ですが
体格や筋力も不可欠です。
多くのスポーツは「体力に勝る人が優位、運動神経、反射神経、感」が
単純に優劣を決めます。
ゴルフも共通する部分がないわけではありませんが
うまい下手を決める順序が少し違います。
技力(テクニック)を支えるのは、知力(知識・経験)です。
これら結果に大きな作用をするのが心力(メンタル=精神面)
だということです。
目次
ゴルフの3大要素とは?
ゴルフの3大要素は・・・?
- 技力・・・技術的・スキル
- 知力・・・知識と経験・learning
- 心力・・・精神面・メンタル
です。
球技なのですが、野球やサッカーと違い、どちらかと言えばアーチェリーの
ような競技に近いと言えます。
ゴルフは静止しているボールを最終的に約10.8cmの穴に入れるだけのゲームです。
勝負のポイントは体力でなく「心力・・・精神面・メンタル」です。
ドライバーで300ヤード飛ばしても1.5メートルのパットを
外せば300ヤードも飛ばしたドライバーがフイになります。
どんな良いショットでグリーンに乗せてもパットで3パットしたら
スコアはよくなりません。
ゴルフの真髄は1.5メートルのパットにあります。
初心者レベルの方だけではなく世界中のプロゴルファーは
皆「ゴルフで最も難しいのは1.5m前後のパッティングだ」と言います。
プロだろうがアマチュアでも、ショットを打つたびに
不安と恐怖に満ち満ちています。
ですからメンタルが大切ということまず知って欲しいのです。
あなたは今どのレベル?
ゴルフ10段階、意識進化論と書いていたのは・・・?
著書 神田恵介「ゴルフの品格」にわかりやすく書かれていました。
一部紹介しておきましょう。
楽しさいっぱいから〜悟りのゴルフへ・・・
ゴルフの品格 月イチプレーヤーでもシングルになれる
100の方法
オールラウンドなゴルフの真髄を紹介しており
これまでの技術書とちょっと違います。
ひとそれぞれに思いが違う
ゴルフに対する考え方や・意識の進化を10段階に分けてあります。
あなたは今どの段階ですか?
ゴルファーが、一様に思っていることは
「ボールを遠くに飛ばしたい」ということですが
実はひとそれぞれ微妙に違います。
ゴルフ 意識・進化を10段階 | |
第1段階 まだゴルフの「ゴ」の字がわからない |
ゴルフなんか止まっているボールを打つのだから簡単なものだ。 |
第2段階 何とか人並みにゴルフがしたい |
とにかくクラブに当たってくれればいい。 前に行けばいい 何で曲がるんだ |
第3段階 ちょっとゴルフが面白くなった |
ドライバーでガンガン飛ばそう とにかく飛ばしが勝負 |
第4段階 少し守りになる |
OBでなければいい フェアウェーならいい |
第5段階 スコアを気にするようになる |
グリーンに乗せるべきアイアンが大切 飛ばしだけではない |
第6段階 どうすればスコアがよくなるかが少しわかるようになる |
グリーンが勝負だ ゴルフは寄せだ |
第7段階 ある程度スコアをまとめられるようになり、その上を狙う |
上がってなんぼだ 技が7割だ |
第8段階 悟りが少し出てくる |
次打の距離を考えて打つ グリーンの打ちやすい所に乗せる やっぱりドライバーが飛ばないと スコアにならない |
第9段階 技術は最高。メンタルがゴルフを左右するようになる |
ゴルフの技は3割だ 精神集中が一番だ |
第10段階 ゴルフを達観する |
ゴルフは奥が深い |
これを読んでいる、みなさんは今どの段階ですか?
第7段階から・・・コース経験も増え、コース上での色々な
状況判断によって・・・例えば?
「フェアウェイーバンカーからの打ち方ラフや、前上がり、前下がり
左足下がり、や左足上がり」など状況によってクラブ選択や打ち方の
練習をするようになる。
第8段階・・・になると無理してロングホールで飛距離を稼がない
第3打目勝負や、無理してピンを狙わないなど、アプローチの練習に熱が入ります。
第9段階・・・色々なショット前の弾道イメージをしっかりして
メンタル面の持ち方を工夫するようになり、1.5メートルの短い
パットの練習を熱心にするようになります。
本当の意味での「ゴルフの三大要素が」わかってくる。
ゴルフクラブ14本の役割
著書 神田恵介「ゴルフの品格」の面白い指摘がゴルフクラブの
役割についてです。
ゴルフは14本の道具(クラブ)を使ってゲームをするスポーツです。
良いコースは、この14本のクラブを全て使わしてくれる
コースが本当に良いコースと言えるでしょう。
クラブに役割分担を持たせる。
著者のクラブの役割と飛距離を参考例に紹介している。
著者のクラブの役割と飛距離を参考例 | ||
クラブ | 飛距離(ヤード) | 役割 |
ドライバー | 250ヤード | とにかく飛ばすクラブ |
3番ウッド | 220ヤード | とにかく飛ばすクラブ |
5番ウッド | 210ヤード | グリーン近くに運ぶクラブ |
ユーティリティ | 190ヤード | グリーン近くに運ぶクラブ |
4番アイアン | 180ヤード | グリーン近くに運ぶクラブ |
5番アイアン | 165ヤード | グリーンに乗せるクラブ |
6番アイアン | 155ヤード | グリーンに乗せるクラブ |
7番アイアン | 145ヤード | グリーンに乗せるクラブ |
8番アイアン | 135ヤード | グリーンに乗せるクラブ |
9番アイアン | 125ヤード | ピンに寄せるクラブ |
ピッチング | 110ヤード | ピンに寄せるクラブ |
サンドウェッジ1 | 100ヤード | ピンに寄せるクラブ |
サンドウェッジ2 (バンカー、グリーン周り 専用60度) |
80ヤード以下 | バンカーから出すクラブ |
パター | ホールに入れるクラブ |
といったように飛距離とクラブに役割を持たせている。
こうすることで、クラブ選択の迷いが少なくなり自信を持って
攻めることができる。
100切りを目指すには、このような役割を決めて
弱い部分を練習します。
年齢によってクラブの役割も変わってくる
僕の場合は年齢と共に飛ばなくなり3番ウッドや
ユーティリティ、4番アイアンなど長クラブの
精度を上げることが大切になります。
もちろん、アプローチとパターは年齢に関係なく
勝負できるクラブです。
年齢と共にグリーンの読みや、メンタルの持ち方
パターの打ち方の技量も上がってきました。
ゴルフをこのように違った部分を知識として
頭に入れておくことで100切りが早くなります。
18ホールをダボペースで回るとスコア108になります。
ダポペースを崩さないよう9ホール中ボギーやパーが拾えれば
すぐに100切りはできます。
トリプルやダブルパーを打ったからと言って
すぐに取り返そうとして、ロングホールを3番ウッド(スプーン)など
すぐ持って攻めないことです。
冷静に安全策をとって攻めていきましょう。
それが近道です。
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