大型ヘッドのドライバーで飛ばすには腕の使い方

最近、最も進化したのは、ボール以外ではドライバーが一番ででしょう。
軽くて大きいドライバーを使いこなすには、チョットしたコツがあります。

昔のドライバーは小さくて重量も重かったので、早く振ることが出来なかった
ですからヘッドはボールにドーンとぶつけることで距離を稼ぐことができました。

最近の、大きくて軽いヘッドは、素早く振り抜いくと距離が出ます。
またヘッドの大型化に加えてシャフトも軽量になりましたから

短い助走距離で大きなエネルギーをインパクトで発生させることが
可能になりました。

 

 

大型ヘッドはスウィングも変化させた

重量が軽くできるようになった分、シャフトの長さで
スウィング スピードを上げて早く振る事がしやすくなりました。

またヘッドが大型になることでヘッドの芯が広くなり多少外れても
飛距離が変わりません。

このようなことから、コンパクトなトップで短い助走で
右ヒジを上手く使ってエネルギーをインパクトでヘッドを走らせ与える
選手が増えたのです。

 

多く見かける今のスウィング

今ゴルフ界は若年化していて10代でプロ転向する選手も珍しくありません。

今の若い選手たちはみな似たようなスイングをしていると思いませんか？
昔のプロは、スイングに個性があリました、今の選手は画一化していて

みな似たスウィングをしているように見えます。

背景には道具の進化があって、若い選手は大型ヘッドのクラブを使いこなす
スイングを行っているのです。

 

いまどきのスウィング

今のスウィングはトップでも右肘を大きく振り上げない
コンパクトでフラットなスウィング、ダウンスウィングでも

右肘を右脇腹につけて体を回転させるだけで、スウィングします。

 
右肘を胴体から離さない、小さなトップから体を回転させ
手首や腕のローテーションは、クラブに任せて・・・

意識的に腕のローテーションや手首を返したり、しないことを
意味しています。

フラットなトップからボディースウィングをすれば、クラブが
飛ばしてくれるのです。

 

ヘッドを走らせる右肘の使い方

ヘッドを走らせるには、右ヒジの使い方が重要になります。
 
これを理解するには、大型ヘッドとマッチする腕の使い方を
覚えてしまう事が近道です。

昔の重く短いクラブでスイングを覚えたゴルファーは
バックスイングでは飛ばすために腕を上げ、右ヒジの高さや

インパクト付近で腕をねじるという動きで、ボールを曲げて
プレーしていました。

練習によって曲げ幅をコントーロールし色々なショットを使い
分けていたのです。

しかし最新のクラブではそんなことをする必要がないのです。

 

前傾しないで、連続素振り

右肘の使い方を覚えるのは水平、連続素振りです。

バックスウィングは、人それぞれ腕の上げ方、アップライトや、
フラットに上げるなど、まちまちでした。

しかし、クラブが進化し今、スウィングにも変化が、多くのトッププロが
低いフラットな、右肘をあまり脇腹から離さないバックスウィングで

体を回転させています。

無駄な動きを一切しないのが今のクラブで飛ばす秘訣です。

 

水平、連続素振りの方法

まずその感覚をつかむために、前傾しないで真っすぐ立って、
肩の高さにあるボールを打つイメージでスウィングしてみるといいでしょう。

肩の高さにあるボールを打つとしたら、多くの人は、右ヒジを体に
近づけるようにバックスイングするのではないでしょうか。

また、クラブヘッドを肩の高さにキープしようとするはずです。
そうする事で左腕は体の横で水平になり、クラブも肩の高さで
同じく水平になります。
 
腕の動かし方を理解する

もちろんベンチなどに座って水平素振りをするのも効果があります。
連続素振りをする事で余計な動きは出来なくなります。

 

今井純太郎プロの水平素振り動画

 

この体勢から最もスピードを出す方法

連続素振りの方法ですが、10回〜20回ほど連続で素振りをします。

やってみればわかりますが、腕を振るよりも、体をターンして
クラブヘッドをボールに持ってきたほうがスピードも上がります。

しかもエネルギーも大きくなります。

ようは右ヒジを体から離して腕を元の状態に戻すのではなく
右ヒジが体に近い状態のまま体を左にターンするということです。

ボールが近づいたら右ヒジと手首をリリースすることで
ヘッドの加速が最大化します。

このシンプルな動きを前傾して行えば良いのです。

最近の若い選手のスイングでは、アドレスからインパクトまで右ヒジは
体からまったく離れない感覚です。

「腕を振る」という意識がほとんどないため、ボールは曲がらないのです。

 

前傾姿勢でする場合・・・？

 

• スウィングはハーフスイング
• 同じテンポですること
• 練習場でする場合はティーなどを狙ってスウィングします。
• また枯れ葉など見て、必ずボールがそこにあるとイメージして素振りをします。

 

連続で素振りができると言うことは、それが自分に取って自然な動きであり
テンポです。

これが大型ヘッドのドライバーを曲げずに飛ばせる腕の使い方です。