ドライバーやアイアンの番手別飛距離
ドライバーやアイアンの番手別の飛距離は皆さんどれくらいなのか?
最近では、ストロングロフトのアイアンが主流になってきていますので
昔より各番手の飛距離が伸びていることは確かです。
目次
男性の各番手別、平均距離
男性アベレージゴルファーの平均的飛距離を各番手別に見ていきます。
ゴルフクラブのロフト角とは、ゴルフクラブの長さと、ともに
飛距離を決定する数値の一つです。
一般的に、ロフト角の数値が小さいほど、ボールを遠くまで飛ばすことができます。
リアルロフトとは・・・?
ドライバーの底にロフト角が9.5度とか表示されていますが
これが正確なロフト角表示とは限りません。
実際に測ってみると9.5度と表示されていても、実際の
ロフト角は11度であったりします。
実際のロフト角を リアルロフトと言います。
飛距離を正確に打ち分けたいアイアンにおいて、リアルロフトの
設定は非常に重要です。
しかし最近ゴルフクラブメーカーのアイアンのロフト角設定は、
極端なストロングロフトになっているものが多くなってきています。
クラブ製造技術や構造の変化でボールは飛んで、しかも止まる
ようになって来ています。
普通アイアンのロフト角の設定は、番手ごとに4度刻みで、
上記表のような感じです。
僕自身は上記ロフト角です。
ウエッジだけが、53度、SW58度を使用しています。
各番手の飛距離はヘッドスピードだけで決まるものではありませんが
大体このぐらいかと思います。
最高のショットをした時の距離を自分の飛距離にしてしまいがちですが、
距離も平均して、でた距離を自分の飛距離にしたほうがコースでは役立ちます。
大抵の人は最高のショットをした時の飛距離を自分の飛距離に
してしまいがちですがそれがスコアを悪くしている原因かもしれません
アイアンでティーアップした時は何ヤード、地べたから打った時は
何ヤードと知ることも大切です。
シングル入りしている人は、大抵自分の飛距離よりも大きめの番手を
手にして打ちます。
飛距離はヘッドスピードが決める・・・?
男性の平均ヘッドスピードは43m/前後でしょうか・・・?
よく練習している男性では45m/s~47m/s位だと思います。
それに比べ女子プロゴルファーの平均は41m/s~47m/sぐらいと言われています。
しかしドライバーの平均飛距離は250ヤードぐらい出ています。
男性のアベレージゴルファーよりヘッドスピードが遅くても
女子プロの方が飛ぶという事実です。
どうしてでしょうか?
答えは簡単です、飛距離はヘッドスピードだけで決まるのではないということです。
飛距離を決めるのは
と言った4つの要素で決まってきます。
もちろんクラブの真でヒットすることです。
この中で女子プロとの一番の違いはスピン量になります。
女子プロの平均スピン量(ドライバー)で2500回転ですが、
アベレージゴルファーの平均スピン量は4000回転ぐらいです。
およそ2倍の違いになります。
飛距離が出るドライバーがほしいと思っている人は一度
自分がよく使うボールを持っていってスピン量を測ってみることを
おすすめしします。
ボールの初速もミート率も女子プロとはもちろん違いますが
アベレージゴルファーがヘッドスピードの割にはボールが飛ばないのは
スピン量とミート率の方が要素としては大きいと思います。
今やピン ドライバーG30 SF TECなど、スピン量を減らして
遠くに飛ばせるタイプなど出ています。
自分のクラブがボールをコンタクトした時のスピン量はどのくらいか
計測してみると良いと思います。
ゴルフは各番手間の飛距離が大切
ゴルフクラブは1本だけで使う道具ではなくて、複数のクラブを使い
スコアを良くするゲームです。
特にアイアンとウエッジは番手と番手のつながりが大事です。
上記で示したようにドライバー何ヤードスプーンで、アイアンで何ヤード
といったようにクラブが短くなれば、クラブ間の飛距離が大きく開くと、
あいだの飛距離を自分のさじ加減で打ち分ける必要が出てきます。
なるべく自信をもって打てるよう、Pチングやウエッジ類は10ヤード以内の
飛距離間隔が良いと思います。
あとはPチングで110ヤードの人は、短く持って普通に打って
100ヤードとか打ち分けることができます。
番手感の流れを正しくセッティングされているかどうかを知るには、
専用計測器を使って、1本づつクラブを計測することが必要不可欠なのです。
クラブが短くなればなるほど5ヤード刻みで打てる、飛距離間隔が必要です。
番手調整
長さは番手が小さくなるほど短くなっています。ウエッジは同じ長さでもOK。
(長さのピッチが揃っている)
重さは番手が小さくなるほど重くなっています。ウエッジは同じ重さでもOK。
(違う番手で同じ重さはNG。短い番手の方が軽いのはNG)
バランスは0.5以内のズレならOK。ただし、振ってみて
違和感じるならば調整が必要です。
硬さは番手が小さくなるほど硬くなります。ウエッジは同じ硬さでもOK。
(違う番手で同じ硬さはNG。短い番手の方が軟らかいのはNG)
ロフト角は番手間で3~4度ピッチ。ただし0.5度のズレはOK
(番手感の飛距離差が出ない場合は、調整が必要です。)
自分がイメージしているほど飛ばない
上記の表を見てもらえばわかりますが、ほとんどのアベレージゴルファーは
飛んでいません。
よく7番アイアンで160ヤード飛ぶとか言っておりますが、
160ヤードのショートコースで7番アイアンを持ってショートしている
ケースを良く見ます。
意外と自分のイメージより一番手大きめを持つのが正解です。
確かに会心のショットを打った時は行くかもしれませんが、
少し芯をずれて薄く当たると飛距離は落ちます。
そのことを考慮に入れてコースでは攻めるべきです。
ゴルフクラブの飛距離はキャーリーとラン
ゴルフクラブの飛距離はキャーリーとランで考える必要があります。
クラブが長くなればなるほどランの飛距離が多くなります。
この飛距離と各番手のランの割合をしっかりと把握しておかないと、
打ち上げや打ち下ろし、天候等によっては大きく飛距離を見誤ることに
なりますので、しっかりとランと飛距離の割合を日頃から把握して
おくことが大切になります。
これがアプローチウエッジなどでは逆にバックスピンで戻ってしまう
こともあります。
ですから特に上級者はキャリーの距離とランの距離も知る必要があります。
初めてのコースではイメージより大きめのクラブ選択が
正解のケースがほとんどです。
景色によって変わる距離感覚、正確な飛距離を知るにはこちらです。
※ゴルフGPS距離測定器ナビ
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