シングルプレーヤとの違い
ゴルフを始めたキッカケはどうであれ
まずゴルフとは・・・・?
何を求めるスポーツか!
ただ緑の中で気持ちよく、その日1日、1発ナイスショットが
出れば満足ですか?
ゴルフの楽しさは色々ありますが・・・
シングルになってから、ゴルフの本当の楽しさが見えてきます。
アマチュアの中には美味しいビールと1発のナイスショットと
言う人もいますが、その割にはプレー後、数字のことを
気にかけている人を多く見かけます。
ゴルフと言うスポーツは・・・?
最終的には、いかに少ない数字で上がるかを
争うスポーツなのです。
目次
シングル ゴルファーになる考え方
ドライバーなら飛ばす練習よりも・・・
いかに目標地点にボールを運ぶかを練習します。
シングルは飛距離よりも方向性重視です。
練習は・・・?
普通ドライバーから練習しがちですが・・・
アプローチ練習や130ヤード前後のクラブを正確性に打てるように
練習し、ドライバー練習は・・・全体練習の20%ぐらいでしょう。
ゴルフをレクリエーションと捉えるのではなく
学生時代のスポーツ練習と捉え、集中して取り組むと言ったように
考え方を改めましょう。
コースにはスタート1時間前には着く
よくゴルフコースに、スタートギリギリに来て
スタートのドライバーショットからOBからスタートと
言った人見かけますが・・・
コースに早めに着くのは、シングルの常識です。
シングルプレーヤーは慌てることが、どれほど
ゴルフにとってマイナスかよく知っているからです。
少しでもストロークを縮めようと、練習したことや動画や本などで
研究した努力が無駄になってしまうからです。
ティーショットの前、コース到着時点から
ルーティンは、スタートしています。
もちろんシングルプレーヤーにとってルーティンは
まちまちですが・・・
着替えたら、ストレッチから始まり、ロングパター練習、アプローチ
ショートアイアン、ミドルアイアン、ユーティリティー、ドライバー
10ヤード前後のアプローチ、そして最後にショートパットの練習
トイレに言って10分前にスタート地点待機
と言ったようにルーティンが決まっています。
心の準備ができてない内にコースに出て、いい結果が
期待できるはずもありません。
この時間はとても大切にしている時間なのです。
この余裕の時間は普段、誰もが無意識に確保している
時間なのです。
シングルを目指すなら、コースに最低1時間前には
着くようにしましょう。
シングルの練習は心の準備
まず今日の自分を知って微調整です。
ティオフ30前、あなたなら何をしますか?
シングルならもちろんパッティング練習です。
しかもショートパッと1メートル距離の入るパッとだけ
練習します。
皆さんはグリーンで、ロングパットや5メートル前後のミドル パットが
入ったかどうかばかりに、気をとられて練習していませんか?
スタート前のパット練習はその日の傾向を知る場です。
引っ掛けが多いか?それとも押し出し傾向にあるか?
それを知った上で微調整をします。
フックラインやスライスラインも少し練習しますが
基本は1メートル ストレートラインを確実に決める
練習を主にします。
傾向を知ったら、慌ててストロークを変えるのではなく
1メートルが真っ直ぐ打てるように、アドレスやボールポジション
を微調整します。
1メートルが確実にはいれば、3パットは無くなります。
スタート前の練習は?
(アベレージゴルファー)スタート前の練習は
スウィングを直す場所として考えていませんか?
シングルプレーヤは?
今日の球筋を見る、フェード系かドロー系かによって、無理に
直すのではなく今日の球筋をつかみ、それに合わせゴルフをします。
直そうとして100球近くも打ったら疲れちゃうだけ
良いスタートはできません。
練習場は、今日の球筋を確認するだけです。
シングルプレーヤの朝の練習は、ストレッチを兼ねて
今日の球筋を確認する場所に使います。
朝は30級程度の練習がベストの選択です。
2016年度賞金ランク1位のD・ジョンソン
スタート前のルーティン動画
気になる試合前のルーティン動画です。
D・ジョンソンは、ウェジショットから始まり、パットの練習を14球しか
していないというところです。
逆にジョーダン・スピースプロは、アライメント・スティックまで使って
57球も、パットの練習に費やしています。
しかしチップショットの練習は17球しかしません。
二人ともパットはトップタイの成績です。
不安が有るところを、重点的にチェックしているのでしょう。
コースに出たら
いい流れを作るために出だしのホールは、あまり無理な
コース戦略は立てません。まずは安全策でいどみます。
良い流れを呼び込むように・・・
出だしからダブルボギーじゃ、取り返すのが大変です。
ミスした場合?
多くの人はボールに向かうまでの間、前のショットの事ばかりを
考ながら歩いています。
特にミスショットの時は、色々反省しながら歩いています。
前のショットはもう終わったのです。
5歩、歩いたら忘れるようにします。
シングルプレーヤは、ボールにたどり着くまでの間には
もう次のショットのことを考えなければいけない時間です。
距離、天候、風、ホールの形状、ターゲット、ボールの
ライなど、ショット前にチェックすることは沢山あります。
前のショットを考えていたのでは、次打の準備が遅れて
慌ててしまいます。
そしてまたミスショット悪い流れになってしまいます。
ショット打ったら、そのショットのことは、おしまいです。
シングルは、ショット間のいい流れをこうして作ります。
苦手ホールはどうする?
この池越えのパー3は苦手と
アベレージゴルファーは・・・池ぽちゃのことを考える。
ついつい、池ぽちゃのことを考えちゃう。
シングルは・・・?
苦手ホールは誰にでもありますが、こうした
プレッシャーのかかるショットの対処法を心得たいます。
知っているか、いないかで腕前以上のスコアに
なるかどうかスコアの差となって出ます。
池に入るイメージが強くなったら・・・?
1.2.3.と数えて見ます。
その間池へのイメージは消えているはずです。
池ポチャを考えようとする意識を邪魔して見てください。
人間同時に二つのことは考えにくいのです。
考えを中断するのです。
思考回路を意識的に妨害することで
マイナスイメージを消します。
またティーグランドの位置を変えて見てみるなど・・・
負のイメージを断ち切るのです。
実際、ティアップする位置を変えるだけで、そのホールの
難易度が変わります。
また見た目のイメージが変わります。
毎回、同じ場所にティアップしているから、毎回同じ
景色が見えてOBの記憶が読みがえってしまうのです。
ですから、場所を変えて見える景色を変えるのです。
もしOBを打って、打ちなをしショットにも言えることです。
自分で決断する
よくキャディに聞く人がいますが
昔ほどキャディも詳しくはありません。
初めてのコースであっても、基本自分で判断する。
スライス ラインとキャディが言いて、フックしたといった
事はよくあります。
これをキャディのせいにはできません。
ゴルフは全て自分の責任です。
自分で決める癖をつける事です。
100%自分の決断でゴルフをするのがシングルの
特徴です。
片手シングルになると、さらにこの特徴は
強くなります。
「ここから何ヤード?」「風はアゲンスト?」
「これってどっちに切れる」「何番で打ったらいい」
これでは情報を聞き出すだけでなく、決断を任せています。
100%自分で決断する。
キャディには情報を求めても、決断は自分でする。
あなたはどっち?
アベレージゴルファー・・・打ちたくない場所を探す。
シングルプレーヤは・・・打ちたい場所を見つけて
目指して打つ、要は打ちたい場所にホーカスして
打つのがシングルプレーヤーです。
ボールはホーカスした場所に行きやすいのです。
プロがよく言う弾道をイメージしてからショットを
するのと同じことが言えます。
打ちたくない場所を見てしまえば、そこに意識がいって
しまい・・・そっちにいってしまった経験あるでしょう。
バーディパットに時間をかけない
よくバーディチャンスについたからと言いて
時間をかける人をよく見ますが?
それはアベレージゴルファーです。
バーディパットもとリップルパットも
かける時間は同じ、そのためのルーティンです。
ルーティンとは動きの話だけではありません
時間も含まれています。
自分の持ち時間20秒だったら全てのショットは
20秒間のルーティンで実行します。
バーディパットだからと言って特別に、じっくり時間をかけたりしません。
時間が長くなると不安がよぎってきます。
要はルーティンを壊していることになるのです。
ルーティンを忠実に行うのは、要らない情報をできるだけ
排除して「打ちたい場所」にフォーカスするためです。
時間が長くなると・・・?
「けれが入ったら30台」「こんな近いのを外したら、かっこ悪い」
「ショートだけはしたくない」など色々な思いが頭をよぎります。
普段通りに打ったらスムーズに動いた体が急にぎこちなくなって
動かなくなる、これではうまくいきません。
バーディパットもトリプルパットも持ち時間は
全て同じにする。
シングルが考えるパット術
グリーンの読みにあまり時間をかけない
ある程度直感を大切にする。
正確にわかりもしないラインを読むよりは普段の練習を信じて
決められたルティーンで決めたところに打つ、これだけです。
だからとてもシンプル!
大事な作業は「決める、打つ」の2つです。
外したのは読みが外れたから?
違います。
外したのは、きちんと打ててないからです。
直感を信じて、あとは狙った方向に距離を合わせて
真っ直ぐ打つ作業に集中します。
これがシングルプレーヤなのです。
シングルプレーヤーの心の持ちよう
- ティーショットはそこそこ打ち
- まあまあのセカンドを打ち
- 3打目、4打目とカップに近くに従って集中力を
あげるのがシングルプレーヤーの心の持ちようです。
反対にアベレージゴルファーは・・・
ティショットに全力投球して力が入ります。
ミスしてチョロっても2打目も狙ってパーを拾いにいき
頭は完全真っ白状態でペース配分を間違えると
グリーンに乗ってからも大変です。
本来グリーンに乗ってからが勝負です。
シングルを目指すなら、3打目からエネルギーを
使いましょう。
まずはペース配分を見習いましょう。
スウィングが良かったり、飛ぶからシングルになれるのでは
ありません。日々の調整能力が高いからシングルになれるのです。
シングルゴルファーの考え方を学んで
自分のゴルフに役立てください。
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