天候によって飛距離が変わる関係を知っておこう

やっぱり、飛距離を大きく左右するのは天候です。
晴れの日と雨の日とでは飛距離が全然違います。

この違いを知った上でスコアメイクしましょう。

では、実際ないにボールの飛距離はどのくらい変わるのでしょう。
プレーへの影響はどんなことが考えられる？

 

雨の中でプレーするゴルフは、普段とはまったく違うことに注意を払う必要があります。

 

ボールの飛距離や弾道への影響、バンカーやグリーンの固さから
身につけるウェアーまで、考えないとスコアに影響します。

 

月イチでプレーする方も、年に数回は遭遇する雨のゴルフですが
一体どんなことに注意をしておけば良いのでしょう。

 

またどうすればスコアがまとまるかなどを知っておく事で
随分違いが出ると思います。

 

雨による飛距離の影響

まずは、雨の日による飛距離の影響です。

 

晴れの日と、雨の日とでは飛距離が全然違います。
雨の日は、水による抵抗がボールにかかり続けるため飛距離は
どうしても落ちます。

 

もちろん、キャーリもランも、またパターの転がりも悪くなり
飛距離が出なくなります。

 

さらに、雨の日は晴れの日と比べて風があることが多いことも
原因の一つです。

 

どのくらい飛距離が変わってくるかは雨の度合いにもよりますが・・・
大体の目安を知っておくとコース戦略に違いがでてきます。

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雨の日の飛距離は？

選択するクラブや雨の状況などにもよって変化しますが
経験値としては・・・？

平均して10％〜20％減と考えたほうが良いでしょう。

もちろん、ランの方がより少なくなります。
場合によっては、ランが全く出ないこともあります。

 

例えば平均、ドライバーで250ヤード飛ばすとすると
キャリーで230ヤード、ランが20ヤードといったところでしょう。

 

それが雨の日ですと220ヤード前後になります。

約1割減は間違いないところでしょう。

また雨の日の方が風が強くなることが多く
この影響もよく受け飛距離をロスすることもあります。

 

ボールの回転数が減少する

雨が降るとクラブフェースとボールの隙間に薄い水の膜が張っている
ような状態になってしまいます。

 

どうしてもボールを捉えるときの摩擦が少なくなり
本来スコアラインによるボールの回転数アップをあまり期待する
ことができなくなり揚力のある高弾道のボールを打つのが難しくなります。

 

同じように芝生などにも水滴が溜まりますので「重い芝」により
抵抗が強くなりインパクトのエネルギーをロスしてしまいます。

 

ボールに泥が付着する

ボールに 泥が付くことも多くなります。
プリファード ライのルールが採用されていなければ 泥の付いた
ボールを打つことになります。

 

その場合、泥の付いたボールが どのように飛んでいく傾向が
あるのかを考えなければなりません。

一般的には ボールの右側 (R) に泥が付いていれば ボールは
フックし 狙ったターゲットより左に行く可能性が高くなります。

逆に、左側 (L) に泥が付いていれば ボールは スライスし 狙った
ターゲットより 左に行く傾向が強くなリます。

また、フェース面に 直接あたる箇所に 泥が付いていれば
ボールは どのくらい飛ぶかも（通常は 飛ばなくなります）
分からなくなります。

また、どの方向に飛んでいくかも予想できなくなります。
また。泥がボールの上部 (N) に付着している時は ・・・？

ナックル・ボールのような軌道になる可能性が高く
そうしたことを 賢く 予測して クラブの選択とターゲットの設定を
するよう コース マネジメントしなければなりません。
もちろん、泥が付着することによってボール重量が重くなり
飛距離はいつもよりもロスします。
その他にも、雨の日の影響はあります。

 

雨の日のバンカー

雨による影響で、バンカーの砂は固くなります。

 

水溜まりに入ってしまった場合は無罰でニアレストポイント
（同じバンカー内）に移動することができますが・・・

 

雨の影響で砂が固くなり、いつもよりクラブが弾かれ
ボールが遠くに飛んでしまうことも考慮しなければなりません。

 

砂がどのくらい硬いかは、バンカーに入り両足を砂に回転させて
沈み込み下限である程度経験則で判断できます。

 

グリーン上では？

雨の影響が最もあるのがグリーン上です。

 

距離の変化は状況によって様々ですが・・・
平均で普段の飛距離の6～7割程度の転がりと見るのが無難です。

 

雨の日はグリーンが止まりやすくなります。
逆にこれを活かして積極的に直接グリーンを狙っていきましょう。

 

多少オーバーしてしまっても、返しの下りパットも怖がらずに
しっかりと打つことができます。

雨の日はレインウェアが必需品！

 

その他の注意事項

アイアンの飛距離ですが雨の日はドライバー以上に
飛ばなくなります。

 

普段の飛距離にの２割減で考えましょう。
飛距離は約８割ぐらいで考えて良いでしょう。

 

クラブを振るのに一番重要な接点の手袋は一番大事！
一番きにしなければならないのが、グリップです。
手袋を濡らさないように注意しましょう。

 

お昼時に靴下を変えるだけで、随分快適になります。
メンタル面での違いは大きいのです。

 

心地よさや、ウェアーの快適さでもスウィングに大きく影響します。

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ルール上の留意点

雨に係わる救済の関連ルールの詳細を良く勉強しておこう。

ゴルフ規則を知っていることで、雨の影響などでコース上にできた
水溜まりなどにボールが入ってしまった時に「カジュアルウォータールール」を
適用することができます。

 

ルールが許す範囲で 自分に最も有利な救済が受けられるような知識を
身に付けて欲しいです。

 

スタンスを取った時に地面から 水がしみ出してくるようであれば
カジュアル ウォーターの救済が受けられます。

 

パッティング グリーン上に 水溜りがある時は グリーン上のボールを
プレーする時に限られますが、 その水溜りの影響がないニアレストで

距離のスポットに ボールをプレースしてパットをすることが出来ます。

こういったこともスコアに影響します。