パターを自分用にカスタマイズする
パターを選ぶ時、ボールを打ったフィーリングや、距離間
右か、左か、どちらにミスしやすいか?
などによってパターを選んでいるとは思いますが・・・
ピンパターのように簡単にシャフトの長さやライ角調整を
出来るモデルも出ている。
以前ピンアンサースコッチデールモデルを購入して
どうしても少しかぶって見え、ロフト角を少し立てたいと
思い、クラブ工房で直したことがある。
ヘッド素材が硬い金属合金のタメ・・・少ししかできない
と言われた。
無理してやると折れてしまうということだった。
何十万も出して購入したこともあり、折れても構わないので
やってくれと頼んだことがある。
結果的に硬くてあまりできなかった。
目次
パターのカスタマイズは何が可能か?
それ以来、アイアンやパターの素材はカスタマイズできる
素材を出来る限り選ぶようにしている。
ショートアイアンは少し「ライ角」をフラットにすることで
左に引っ掛からなくなる。
パターのカスタマイズは?
パターはスコッティキャメロンのソフトステンレスを今使用
している。
鉛をハル、トップに芯の位置を示すマニキュアを塗るなどの
カスタマイズは問題ないが・・・ロフト角をいじるとなると
アイアンもそうだが、顔つきが変わる。
だからできるだけ、触りたくない!
やるとしたら鉛での調整や「ライ角」だ、これは、顔ツキも変わらず
かなり効果が高い。
プラス3度のライ角調整で制度が上がる
クラブにはライ角があり、クラブをソールした時に立ち上がる
シャフトの角度のことです。
立ち上がるシャフトの角度が小さければ「フラット」
逆にシャフトの立ち上がる角度が大きければ「アップライト」になる。
アイアンは地面にあるボールを打つので、上級者になれば
なるほど、余念がありません。
ソールがピタッと接地した状態で当たれば、それだけ
曲がる確率が減るからです。
もちろんパターにもライ角はあり、その多くは
「70度~72度」です。
ゴルフ仲間でライ角に関係なく、パターのトォーが地面に
付くようにパターを、つって構える打ち方をする人がいます。
基本から外れるような構えに見えますが・・・プロいわく
理にかなっているというのです。
それ以来、彼のパターの構え方は、つって構えます。
グリップも力が入らないので、パターの重さを利用するような
打ち方です。
それが、グリーンの読みが当たればよく入ります。
パターのライ角が大切な分け
それ以来、なぜか?を・・・色々研究していることで
あることに気が付きました。
理論上、ライ角がアプライトであれば、それだけ縦の円弧を使って
打てるのでボールに対して真っすぐの軌道を描きやすいはずと
考えるようになり、手元に合ったパターの「ライ角72度」を
「ライ角75度」に調整しました。
すると、幾つかの変化がおきました。
- まずボールに近く立てる事を
- 縦の円弧で振ることが出来ること
- フェースの開閉を抑えることが出来ること
- 目の真下にボールを置くことが出来ること
そしてパターを構える姿勢も、ショートパット時にフェース面を
変えないようにしたいので少しパターをつるように構えることで
縦振りの振り子と同じようにストロークがしやすくパターの芯で
ヒットする確率が上がったのです。
ライカ角を調整するとパットの構えが良くなります。
ライ角をアップライトにして目線の下にボールが来るくらい
近くに立つと、それだけヘッドは縦振りになり、真っ直ぐヘッドを動かし
やすくストレートに打てるようになる。
真っ直ぐパターヘッドを動かす感覚は3メートル程度までの
ショートパットで重要視します。
ロングパットはアプローチ感覚のほうが距離間が合います。
他方、ライ角がフラットだとボールから遠くなるアドレスに
なるので、中々縦の振り子、ストロークが出来にくく
チョットとした腕や、手首のゆるみがパターヘッド面の狂いにつながります。
以前から、今日はヒッカケミスが多いと感じた時はボールに
近づくような構えを作り、体と、腕や手首の通り道を少なく
するように調整はしていた。
そんなことを、せずにミスが少ない縦振りのストロークが
出来るようになったのです。
フェース面が2度ずれると2メートルの
パットは入らない
フェースのズレと距離の関係
ヘッド面のずれる角度 |
1度 | 2度 | 3度 | 4度 | 5度 |
カップとの距離 | |||||
1m | 1,7cm | 3,5cm | 5,3cm | 7,0cm | 8,8cm |
2m | 3,5cm | 7,0cm | 10,5cm | 14,0cm | 17,5cm |
3m | 5,3cm | 10,5cm | 15,8cm | 21,0cm | 26,3cm |
4m | 7,0cm | 14cm | 21,0cm | 28,0cm | 35cm |
5m | 8,8cm | 17,5cm | 26,3cm | 35,0cm | 43,8cm |
フェース面の向き(角度)によって ボールの方向性がどう変わるかを
表した図です。
1メートルの距離を打った場合、5度フェース面が開くと(閉じる)と
8,8cmも方向性が乱れます。
フェース面が2度開くだけで、2メートルの パットは
7センチもずれるますので、カップインが難しくなります。
パター選びの場合もフェース面が芯を少し外してもブレにくく
構えやすい物を選ぶべきです。
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