3パットしない方法
スコアアップを狙うには最終的にはパットを上達させることです。
パターの基本としてある程度できてきたら傾斜を考えます。
パターは多く練習すればうまくなるか?と言うと、ある程度の技術を
身につけた人にとって、練習量イコールパターがうまい事にならないのが
パッティングです。
ミシェル・ウイの独特なパッティングスタイル
ジャック・ニクラウスが生涯最高のパットをしたのは何時ですか?
と尋ねた人に、対して18歳の頃と答えている記事を読んだことがあります。
ゴルフのパッティングは邪念が入るとパターが入らなくなるということです。
ようは無心でパッティングが出来る若いころが一番入ったと言っているのです。
心の問題が、技術よりも多く秘めていることになります。
多くの練習をしても、1メータの距離を外す経験も多く積む事になり、
その失敗経験が不安を生むことになります。
ですから練習するとしたら平らなところで糸でも張り、確実に入る経験を
多く持つと自信がつき、入る気になれるのです。
多く練習したからうまくなるとは、限らないと言うことになります。
3パットしない方法は、頭にある知識が練習に、匹敵するぐらい大切で
パターは少ない練習量で十分なのです。
もちろんシングルプレイヤー(ハンデイ5以下)のレベルの話です。
このレベルになると練習量は、ほどほどにということです。
要はどう判断するか、考えるかによって、このメンタルに左右し
この考え方によって3パートをさけ、少ないパットであがることができます。
目次
パターの大切さ
ひとホールで1回スイングをミスしてもパーや、バーディーで、あがる
ことができますが、グリーン上でパターを1回ミスするとワンストローク
失うことになり、もう1打、スコアを増やすことになります。
以外に、この事を理解していないひとが多くいます。
カップ際1センチ残っても1打追加することになり、プロになればなるほど
この1打が、心に与えるダーメージが深いのです。
ですからシングルプレーヤを始めプロもパターの大切さを理解しています。
パターは頭のトレーニングでも上手くなれると言えます。
あなたが正確で、信頼できるパッティング・ストロークができるように
なれば、パッティングが下手なゴルファーと比較して、いちじるしく
相手に対して有利なゲームができることになります。
アイアンのアプローチでピンそばにピタリと寄せるギャンブルをしなくて
すみ、心に余裕を持ってアプローチすることができ、視野も広がると思うのです。
グリーンの傾斜を考えてみる
正しい姿勢から、ストロークしパターの芯で打てるようになったら、
次に傾斜を考慮にいれパターをします。
3パットの原因の一つは距離感ですが、その中で傾斜でのパターの打ち方を
理解できてないことが、多いのです。
傾斜を考える
傾斜には色々ありますが、傾斜を考えてパターをするだけで3パットを防ぐことができます。
- 平らなストレートライン
- 登り傾斜
- 下り傾斜
- フックライン(左に切れる傾斜)
- スライスライン(右に切れる傾斜)
- スネークライン(S字に切れる傾斜)
この他にも考えるべき点は、登りのスライスラインの場合『左足上がりの、
前下りと』言う状況もあり、状況判断とその状況に応じたパッティングが
できるかどうかでかなりの違いがでます。
もちろん下りのフックラインの場合『左足下がりの、前足上がり』と言う状況も
あります。
これらの状況で、全てパターを軌道に乗せて距離感を合わせるためには、
考えなければならない、打ち方があると言えます。
アイアンで打つ場合も前あがりや、前下り、左足下がり、左足上がり、の
打ち方があるのと同じようにパターにもあります。
どんな状況でも同じ打ち方をしていませんか?
アイアンは距離感を傾斜によって番手を変えたりできますがパターは
1本で対応しなくてはなりません
3パットしないために
アイアンは番手によって打ち分けられますが、パターは1本でこの傾斜に
対して、対処しカップインしないと3パットの危険性とスコアを
崩すことになります。
プロの試合も結果的には、その日にパットが入った人が優勝します。
そのぐらいパターは傾斜によってメンタルにも影響を及ぼします。
3パットは始める前に何を考えてパッティングをするかによって
起こります。自信をもって打つことができるかに、かかっています。
上手になればなるほど考えている、幅が広くなっていることは確かです。
平らな所、ストレートライン
ストレートラインで考える事は、正しいトロークができ、芯でヒットし、
距離感が合えば、長くてもカップに入る、確立が高くなるということです。
気をつけることは、長い距離があるパットの場合3パットしないこと
気持ちを(メンタル)をどう考えるかです。
ここを2パットで上がれば、9ホール30台が出ると考えた瞬間、大はたきを
して40以上のスコアにした経験を多くの人が持っています。
寄せるときに、どう考えるかでカップイン、できたり2パットで上がれます。
ロングパットは気を楽に半径1メートル以内に入れることを考えます。
直径2メーターの、円の中にボールを入れれば良いわけですから、
こう考えると気が楽では無いでしょうか?
2メートル以内(ショートパットは)は強めを意識します。プロでも
ショートパットをカップギリギリにタッチを合わせてくるプロは入りません
ストレートラインは強め、これを肝に命じてプレーすることです。
もちろん強めと言ってもカップオーバー30センチが限度です。
登りのストレートライン
ある程度アプローチが寄せられるように、なってきたら登りのラインを
残すようにカップ手前に寄せるべきです。
下り傾斜の1メートルよりも、登り傾斜の2~3メータの方がカップに
入る確立が上がり結果的にアプローチも成功しやすいのです。
登り傾斜の方が入る確率が上がるからです。
登り傾斜のストレートラインはカップの向こう側のカップに当てるつもりで
ヒットします。強く当たってもカップの上にジャンプし入ることが多いです。
イメージした振り幅よりも実際は少し、バックスイングを大きめにします。
マッチプレーで競技している時は、特にこの状況でショートしてる
人を見たら僕は勝てると思ってしまいます。
この状況で大切なことは軌道にのせることと、強くヒットする為に
バックスイングを多くとることです。
何故か?
登り傾斜はスタンスで体重が左寄りになり、傾斜の角度にもよりますが
パターフェースのロフト角が普通(3.5度〜5度)の所、もっと角度が
多くなりボールが転がらなく、弱くなってしまいます。
アイアンでも登り傾斜の時は平らなところよりも飛距離が落ちますよね。。
ですから番手を飛ぶアイアンに変えます、それと同じ原理です。
くだり傾斜のストレートライン
傾斜に沿って立つと姿勢は左足体重の比重が多くなり、ボールは多く
転がることになります。
ですから傾斜によって、手前に補助的目標(仮想)カップをイメージし、そこに
やっと届く強さで打ちます。
基本ストロークは左右対称ですが、下りのパッティングは
バックスイングは小さめです。
基本下りのパッティングは、入ったらラッキーと思いタッチを
合わせることが大切です。
入れに行くことで、3パットする結果をまねきます。
急な傾斜はバックスイングを小さく、場合によってはタッチを重視するため
パターの芯をハズシ軽く押すようなイメージで打ちます。
このようにボールの芯とパターの芯をハズシ、グリップを強く握り肩で
押し出すようなイメージです。
練習の時からバックスイングをとらないで肩のストロークで押す練習を
しとくことです。
これも3パットを防ぐためです。
パッティングのストローク
基本的には左右対称で一定のリズムです。強くヒットすると、
ここでは、表現していますがパンチを入れるわけでは、ありません。
ストロークの振り幅を変えるということです。
今回説明したように傾斜や距離によってストロークを変える場合があります。
バックスイング大きめ
バックスイング大きめの特徴はロングパットや登りのパットの時、
有効です。
マイナス面はストロークを安定させないと芯をハズシ、やすいことです。
芯を外すと、結果的にボールの曲がりや、転がりが悪くなり、
飛距離が伸びません。
僕自身は2種類の打ち方を練習しています。
あまり振り幅を大きくしないでストローク、スピードで調節することと
パターのヘッドを打った後、少しクローズにすることで、飛距離を
稼いだりしています。
あくまでもその人、自信の基準が必要になります。
バックスイング小さめ
バックスイング小さめにする事は下りのパット、転がりをセーブ
したいときに有効です。
バックスイングを小さくすることは、パターの芯に当てやすくなります。
女子プロ横峯さくらさんが、バックスイング小さくフォローを
大きめに取ってストロークしています。
マイナス面は登りのパターをショートしやすくなります。
パターは技術的なことを身につけたらメンタル面(何を考えてパターに)
いぞんで行くかが大切になり、どんなに正確にヒットしても、
またラインに、のせても芝の状態や細かな凹みによって、自分では
コントロール出来ない面もあり、その日、入らないからといって
プレッシャーを持たないようにボールの位置や、目線、ボールと
自分の距離、リズム、呼吸、その他、いつも同じ体勢で構えることが
できるルーティーンを繰り返し練することが結果、自信を持って
パッティングするようになり、このことがより大切です。
これができれば、気を楽にもてプレッシャーに強くなります。
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