ゴルフ初心者上達案内

ゴルフ 2段グリーンでのパットの距離間

二段グリーンの段差部分がボールに及ぼす影響

二段グリーンの場合、練習グリーンで二段グリーンがある場合は
そこで練習して、それを基準にパットの強さ加減を差し引き
し、ほとんど、ヤマ感に近いと言えます。

二段グリーンの上段から距離があるカップの場合は思い切り
打つことが出来ますが、カップが1m前後に切られている場合は

距離を合わせてパッティングすると、ショートしてしまう場合があり
少しでもカップに近づけたいと思っているにもかかわらず
登りきらず戻ってきてしまうこともあります。

 

スクリーンショット 2018 06 06 12 35 16

一般的なコースでは、グリーンの速さは「スティンブメーターで測って」
グリーンの速さは「大体8.5フート」前後です。

という事は、26cmの高さを下ってきたボールでは2.6mの距離を
転がると言うことです。

二倍の高さ(52cm)からボールを転がせば、二倍の距離(5.2m)を
転がることになります。

高さを半分にすればグリーンで上の到達距離も丁度半分になります。
したがって、ボールが転がり落ちる高さとグリーンを転がる
距離との間には、標準的なグリーンでは1対10のの関係になります。

「高さ10cmごとに1m転がる」と言う覚えやすい値になっているのです。

 

2段グリーンの段差部分が及ぼす影響について

当然スティンブメーターの斜路と、全く同じ関係が成り立ちます。

段差の勾配がきつかろうが、緩やかだろうが全く関係なく、上下の
段差の高低差だけで、ボールに及ぼす影響(到達距離)は決まってしまいます。

 

スティンブメーターからわかるように・・・・

「10cmからのボールが転がるのは・・・1m転がるわけですから
これを基準に考えればよいわけです。

段差の高さが50cm位ある場合は、転がり落ちてから5m
転がると認識しておけば良いことになります。

 

考えなければならないスティンブメーターと実際の芝の勾配

ここで考えなければ、ならないことにスティンブメーターの斜路は
抵抗がほとんどゼロに近いということです。

 

芝の生えている段差部分では、芝の抵抗があるためにボールが
転がり落ちるときに、動いているボールに芝がブレーキを
かけて止めようとする力も働いています。

 

ですから、この差を差し引いて考える必要があります。

 

スティンブメーターとグリーンの段差の違い

同じ30cmの高さからボールを転がすのですが、スティンブメーターの
ような抵抗のない経路を下ったボールが、平らなグリーン面を
転がる場合は、A図のように3メートルの距離で止まることになります。

 

スクリーンショット 2018 06 06 12 13 07 copy 1

 

しかし「Bの図」のようにグリーンの段差の上端に置かれたボールが
転がり下りた場合は・・・共に30cmの高さですが、芝の抵抗が

 

初めからある場合はボールが芝の抵抗を受ける距離は3メートル
ですので・・・段差の上端のボールの位置からの距離になり

 

図の見かけの段差が1m位になっていますので、平らなグリーン面で
距離は2m程度になり短くなってしまいます。

 

今度は高さが30cmで二段グリーンの上から2メートル離れた
位置から下段に向かってパットを打ったらそうなるのでしょう?

 

もし段差がなければ、4m転がるはずのパットを、打ったのであれば
4m転がろうとしていた途中で段差があり、段差から3メートル分
転がるエネルギーをが補給されますので、グリーン表面に沿って

4mと3mを足した7メートルの長さ分だけ転がり、下段の
平らなところで止まることになります。

 

下段から上段に打ち上げる場合

2段グリーンの下の段から、上の段へパッティングするときは
あまり気持ちの良いものではありません。

 

下段から上段に打ち上げるパットの時も、考え方は
上記の打ち下ろすパットの時と全く同じです。

 

ただし、その場合は、足し算ではなく、打たれたパットの
エネルギーから段差で失うエネルギを引き算することに
変わるだけです。

 

例えば、上と同じグリーンで、今度は下段の段差から1m離れた
位置から6メートル転がる強さのパットを上段に向かって
打ったとします。

 

下段でボールの位置が1メートル、斜面の長さが1メートル

 

そして段差で失うエネルギーが、3メートル分ですから
6メートルから5メートルが差し引かれ・・・

 

段差を超えたボールは上段にたどりついた時には1メートルを転がる
エネルギーしか残っていないので、ボールは段差の1メートル行った
上段の平らな位置で止まります。

 

スクリーンショット 2018 06 06 13 48 58

6メートルの強さで打たれたパットは見かけ3メートルしか
転がらなかった事になります。

 

段差の上端までの見かけの距離である2メートルと・・・

 

段差を越すエネルギー相当の3メートルを足した5メートル
以上の強さ(距離間)でパットを打たなければ
ボールは段差を超えて上段に届いてはくれずに、段差の

 

途中で勢いを失い、Uターンして下段に戻ってきてしまうことが分かります。

 

この二段グリーンの法則を理解することによって、カップが下段に
切られていて、段差からカップまでの平らな部分が2メートルしか
ない時に、段差の高低差が20センチ以上あるのであれば・・・

 

上段にオンしてしまったら、どんな絶妙なパットを
したところで、絶対にカップをオーバしてしまうことも
分かります。

 

二段グリーンでの段差による距離調整方法まとめ

    1. 段差の高低差をできるだけ正確に目測する。

 

    1. 目測した高低差(センチメートル)を10で割る。
      それを補正距離a(メートル)とする。
      (この数値メートルだけ、段差のためにボールが長くなったりショートしたりする)

 

    1. 打ち上げのパットであれば、実際のカップのaメートル先に仮想カップを想定する。

 

    1. 打ち下ろしの場合は、カップの手前aメートルのところに仮想カップをイメージする。

 

  1. 段差の事は一切、頭から忘れ、あたかも平らなグリーン上で
    仮想カップに向かってパットをしているつもりで仮想カップに対して
    距離間をあわせてボールを打つ

 

 

この距離間の調整方法は、あくまでも「標準的な速さのグリーン」の
範囲でなりたつ計算方法であることに注意してくださ。

 

上記のaの値は、標準的なグリーンであれば「10センチ毎に1メートル」
で計算することが出来ますが、正確にはスティンブメーター値(フィートを
メートルに換算)を2.6で割った値が高低差10センチ毎の調整増減距離に
なります。

 

例えばPGAトーナメントの12フィートのグリーンであれば
3.66/2.6ですから10cm当たり1.4メートルと40センチも長くなりますし

超低速な6フィートのグリーンであれば逆に10センチ当たり
70センチと30cmも短くなってしまいます。

しかしこの事を知ることで・・・
ヤマ感で打っていたパットがある程度、自信を持って
パットを打つことが出来スコアメイクに繋がります。

 

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